Marc AndreessenがFacebookの取締役に就任

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Netscape、Opsware、Ningのファウンダーで、AOLの元CTO、Marc Andreessenにさらに勲章が一つ増えた。AndreesenがFacebookの取締役に就任したことを同社に近い2人の情報源が確認した。(彼がFacebookの取締役に就任するのではないかという推測は先月のBoomtownブログの記事以来広まっていた)。Facebookの公式発表は近々、おそらく今週中にも行われるものと思われる。

これでFacebookの取締役は、Mark ZuckerbergPeter ThielJim Breyer、Mark Andreesenとなる。

一見すると、競争相手を取締役に迎えたように映るかもしれない― AndreesseenはSNSを作るプラットフォームであり、見方によってはFacebookの直接のライバルとなるNingのフルタイムの経営者だ。しかしAndreessenはZuckerbergの師として知られており、これまでもたびたび個人的なアドバイスを与えてきた。ZuckerbergがAndreessenに正式にFacebookに関わってくれるよう頼んだのは驚くに当らないだろう。

AndreessenはこれからもNingの経営にフルタイムで専念し、会長職も保持するものとみられる。

Andreessenが占めることになった取締役の職はZuckerbergが普通株式の議決権に基づいて保持している2つ取締役の空席の一つだ。(Zuckerbergはこれに加えて自身の取締役の職もコントロールしている)。これらの空席が全て埋められたことは今までにない。Facebookの社長Sean Parkerが2005年に会社を去るまでこれらの空席の一つを占めていたことがある。

AndreessenはFacebookの成長にあたって決定的に重要な時期に取締役に就任した。現在、ライバルのMySpaceと(次第に力を増している)Googleがソーシャル・グラフへのコントロールを次第に強めている。将来の広告のニューウェーブを進展させる原動力となるのがSNSにおけるユーザーの関係を表すソーシャル・グラフだ。Facebookの成長に連れて、当初からの幹部の幾人かが会社を去り、新しい幹部がスカウトされた。Zuckerbergは、昨年のプライバシー問題でひどくつまづいたBeaconの導入のような失敗を繰り返さないためにも、自分の側に信用できる人間を置きたいはずだ。Andreessenは似たような問題で苦闘し、それを乗り越えて成功を収めてきた。彼のアドバイスが得られることになったのはFacebookにとって大きな力になるだろう。

写真:Mathieu Thouvenin

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(翻訳:Namekawa, U)