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Rhapsody、DRMは死んだと認める―MP3ストアを開店

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ストリーミング音楽配信のRhapsodyが、Wal-MartAmazonNapsterに続いてMP3ストアを開いた。.

昨年秋、Real NetworksがMTVとVerizonに続いてDRMで保護されない音楽ダウンロード販売の陣営に加わった時点で、Rhapsodyの参加も予期されていた。RhapsodyのMP3 Storeは4大メジャーレーベル(Universal Music Group、Sony BMG、Warner MusicGroup、EMI)すべてと契約しており、料金はシングル1曲99¢、ほとんどのアルバムは1枚について$9.99。

Rhapsodyは月ぎめ定額契約のユーザーに音楽をストリーミング配信する(月額$13で全楽曲にオン・デマンドでアクセスできる)のが専門のサービスだが、ダウンロード販売を試みるのはこれが最初ではない。ただし従来、ほとんどダウンロードはRAX-フォーマットのDRMで保護がかかっていた。もっとも最近ではMP3フォーマットの曲も混じるようにはなっていた。

しかし今回のMP3ストアの開店で、Rhapsodyは「DRMは死んだ」陣営に公式に加わったといえるだろう。この動きはiTunes Plus (こちらのファイルはMP3ではなくAACフォーマットだが)と前述のDRMをかけない各種音楽ストア-のオープンと踵を接して行われた。Rhapsodyは事実上すべての音楽プレイヤーで一切の制限なしに再生できる500万曲以上の楽曲を提供する。すべての楽曲は256bitの音質で提供される。

Rhapsody MP3ストアは通常のRhapsodyストリーミング・サービと平行して独自のサブドメインで提供される。しかし両者は連携したサービスとなっている。ストリーミング・サービスの契約者はMP3ストアで曲を全曲試聴することができる。(非契約者も月に25曲まで全曲試聴することができる)。逆にストリーミング・サービスの契約者は、コンピュータ以外で(あるいはオフラインで)楽曲を聴きたい場合にはダウンロード購入できる。

楽曲の購入は主としてブラウザー経由で行われるが、Rhapsodyには自動的にiTunesに楽曲をロードできるダウンロード・マネージャ・クライアントも提供される。当初、Windows版のみサポートされるが、Mac版も近くリリースされる予定。

またここ数ヶ月のうちにRhapsodyのストリーミングとダウンロードの両機能がMTV、VH1、CMTなどを擁するViacomの音楽サービスに組み込まれる予定だ。RhapsodyはまたiLike と提携して、新しいSNSアプリケーションとその本体の音楽サイトにもサービスを提供していく計画だ。われわれはMOGについて紹介してきたが、同じようなレベルの統合サービスが提供されるものと期待される。

これに関連して、RhapsodyのYahoo Musicでのサービスにも改良が加えられる。近くYahooユーザーはサイト外に飛ばされず、Yahoo内にとどまったままRhapsodyのサービスを利用できるようになる。またRhapsodyはVerizonの携帯向けVCAST音楽サービスのローンチを助けている。これらのさまざまな提携を通じて、Rhapsodyは単なるサービス提供サイトから音楽配信の共通プラットフォームへと変貌を遂げつつある。

信頼できる高性能の無線ネットワークが広く普及すれば、ストリーミング音楽は次世代の主要な音楽サービスになる可能性がある。しかし当面、ユーザーは依然として音楽を購入したいと希望しており、それによって楽曲の利用方法を完全にコントロールしたいと考えている。Rhapsody’sMP3ストアのローンチはこのような消費者の希望に応えるものとなっている。

昨年の秋以来のDRMなしの音楽サービスの状況に関するまとめ記事を参照。これにはインディー系楽曲に特化したAmie Streetのようなサービスの情報も含まれている。.

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(翻訳:Namekawa, U)