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Internet Broadcasting、新しいオンライン・アンケートツール、Slantlyをローンチ

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〔日本語版編集部:この記事の執筆者はCalley Nye〕

ローカルサイト向けのメディア・広告ネットワーク、Internet Broadcastingは、今日(米国時間6/30)、オンライン・アンケート・ツール、Slantlyを一般に公開した。Slantlyはウェブサイト運営者向けにサイト内にユーザー・アンケートと討論の場を提供するツールだ。すでにMeredith PublishingNYCtvなどいくつかの大規模ウェブサイトの運営者がSlantlyと提携してこのツールを使用している。

Slantlyはオンライン・サイト向けにいくつか重要な機能を提供する。ひとつはカスタマイズ可能なアンケートで、サイト運営者は随時最新のニュースやトピックに関連するアンケートを作成してユーザーの関心を引くことができる。ユーザーはアンケートに回答した後、意見やコメントを投稿することもできる。このアンケート結果や討論はそれぞれのサイト内で閲覧できるのはもちろんだが、Slantlyサイトでまとめて読むこともできる。またサイト運営者にとって非常に役立つ機能として、アンケート回答者、コメント投稿者の人口動態的情報をモニタすることができる。アンケートの作成、活動のモニタ、コメントの管理、アンケートの外観や機能のカスタマイズなどすべての操作は運営者用ダッシュボードから実行できる。SlantlyはまたオープンなAPIを提供しているので、運営者はそれぞれ必要に応じて独自の機能を持ったツールを開発できる。私は下に人気のある話題を順繰りに表示するSlantlyのアンケート・ウィジェットをエンベッドした。


オンラインでのユーザー討論サイトにはいくつかライバルが存在する。ストレートなアンケート・サイトとしては、PolldaddySurvey MonkeydPollsSodaHead(このサイトは最近新たな資金調達に成功している。記事はこちら)、Vizuなどがある。Slantlyのサービスはこれらに似ているが、やや異なっている部分もある。Slantlyをしばらく試しているうちに感じたことだが、このサイトはアンケートそのものよりもむしろ、コメントや討論に重点を置いているようだ。主な提携サイト(ローカル・ニュース・サイト)の性質を考えると、ある程度年配で教育程度も高く、独自の意見を持っているユーザーが多いことが予想される。主としてMySpace内のぺージを対象とするSodaHeadなどとはユーザー層がだいぶ違う。

Internet Broadcasting社は1996年に創立されたローカル・メディア向けウェブサービスの大手だ。当初は主要テレビ放送局向けのウェブサイト開発を請け負っていたが、IB社はローカル・メディア市場に大きなチャンスがあると見てとった。現在IBはユーザーがローカル・ニュースをウェブで対話的に閲覧できるシステムをローカル・テレビ局向けに開発し、提供している。IBのネットワークは全米で月間1600万のユニーク訪問者を集めている。クライアントにはHearst-Argyle Television Inc.Mcgraw-Hill BroadcastingNBCMeredith Broadcasting GroupCox TelevisionCNNが含まれる。

IBではSlantlyによってユーザーがローカルニュースに関して見解を投票し、議論を戦わせることができるようになることで利用するメディア・サイトへの興味が深まるものと期待している。今回IBがSlantlyを提携するメディア・サイトだけでなく、一般のウェブサイト運営者にも広く開放したのは、多数のサイトで活発な議論が行われ、その情報がIBのSlantlyサイトにフィードバックされることにより、コンテンツを充実させるのが狙いのようだ。

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(翻訳:Namekawa, U)