Ballmer 、「Yahoo買収をぶちこわしたのは銀行屋どもだ」

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今夜、Wall Street Journalに、いまだ継続中の(いつ果てるともない)Microsoft/Yahoo交渉の内幕についての驚くほど詳しい、面白い記事が掲載された。要旨はというと、これまで単にYahooの信用を壊滅させただけで何の実益も上げられなかったことにMicrosoftは大いに不満で、現在はYahooをバラバラに分割していくつかの部分を拾い上げようとしている、というもの。

Microsoftは、事情に詳しい筋によると、Yahooの検索ビジネスに関して新たなアプローチを試みている。Microsoftは最近、他のメディア企業に事実上Yahooを分割買収するする試みに参加するよう提案しているという。この件に関してMicrosoftはTimeWarner Inc. 、News Corp.を始めとするメディア企業と会談を持ったと、同筋は述べた。今までにもMicrosoftはYahooの検索事業を買収すると同時にNewsCorp.のMySpaceあるいはTime WarnerのAOLとYahooの残余事業を合併させる案を考慮していたとされる。

しかしこの記事で興味ある部分は、今までに明かされていない交渉の詳しい経過が年表形式で紹介されている点だ。 もっとも大部分はすでに報道された内容だが、最新の状況、ことに6月後半に続けられた交渉の経過についての新しい情報が明かされている。(右のスクリーンショット参照)。

5月に行われた会談の一つで、たまたま銀行の代表が参加していなかったところ、双方とも意志の疎通を銀行が妨害していると非難したという。(MicrosoftはMorganStanley、YahooはGolman Sachsを使った)。

初期の交渉で、Bostock氏とBallmer氏は銀行のネガティブな影響を嘆いた。Ballmer氏は「銀行屋がなにもかもダメにした」と結論づけたという。

面白いのはBallmerがそういうことを言ったということではなく(こういったどうでもいいコメントは長い交渉中にいくらでも出てくる)、それがWallStreet Journalにリークされたという点だ。たぶん、誰か(Yahooの取締役)が自分たち以外に責任を被せる悪役を捜しているのだろう。もっとも、Yahooは交渉をぶちこわすためにGoldmanSachsに報酬を出す約束したという説が強いのだから、こんな話はバカげている。

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(翻訳:Namekawa, U)