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TipitはTwitterを利用したある種の送金サービスの試み

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Tipitというスタートアップは、訪問者がウェブサイトの運営者に少額の寄付を送る機能を提供しているが、このほどTwitter経由のサービスを開始した。ユーザーはTipitにアカウントを作らなくても、Twitterのメッセージでウェブサイトや他のTwitterユーザーに「チップ」を送ることができる。ソフトのインストールもいっさい必要ない。ユーザーは単に次のようなフォーマットでTwitterメッセージを送るだけでよい。“d tipit 送り先 金額 メッセージ” (例: “d tipit @Techcrunch 50”)。 受け手は後でTipitのサイトに出向いてその金額を集金することができる。というか、そのサイトに行けば金を受け取れることをそもそも知っていればの話だが。

残念ながら、Tipitのメッセージを送っても現実に送金が行われるわけではない。これは単に「後でPaypalで本当の決済をします」というメッセージがTipit経由で受け手に送信されるに過ぎない。Tripitによると、このチップの約束のうち70%は実際に支払いが行われるという。しかしサービスが成長してユーザー数が拡大すれば支払い率は下がるだろうと思う。

ただし、Twitterを利用して支払いを行うという試みは注目を集めつつあるようだ。(Twitterのとんでもなく低い信頼性を考えると驚きだが)。先週、Nate Westheimerが「Twitterはマイクロペイメント・システムとして利用できる可能性がある。Twitterのユーザーは携帯での支払いシステムに必要なコマンド体系になじんでいるからだ」と論じていた。Twitterのような古くさいコマンド・システムが必要だという議論は多分誤りだろう。しかし、マイクロペイメントに利用できるという点については一理あるかもしれない。Twitterはすでに巨大なユーザーベースを持ち、携帯から利用可能だ。Tipit.toが汎用の少額支払いシステムに成長するとはとうてい思えないが、それの実現へ向けての一歩ではあるだろう。

「チップ」送金サービスとしては、他にわれわれが今年2月に紹介したTipJoyもある。

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(翻訳:Namekawa, U)