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Massively Me、Kiwi Heroesを開発中―子供向け「良心的」バーチャルワールド

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ロングテール理論にケチをつけた

ステルス・モードのゲーム開発スタートアップ、Massively Meは子供とローティーン向けMMOG〔多人数オンラインゲーム〕、Kiwi Heroesを開発中だ。

Kiwi Heroesは今年中にリリースされる予定だが、Flashベースのゲームで、バーチャルワールドと(World of Warcraftのような)MMOGとの中間のような線を狙っているらしい。Massively Meによると、Kiwi Heroesは環境問題など世界的な問題をゲームに取り入れることで子供たちに社会的意識を育てる手助けができるゲームになるという。また同社は「EveryKid’s A Hero Foundation」という財団を設立、世界的な課題を解決する一助となるチャリティーを行う。

子供向けバーチャルワールドとオンラインゲームは現在まで大成功を収めてきた。TechCrunchは昨年8月、そのうちの代表的なものをいくつか分析している。たとえばClub PenguinはDisneyに$350M(3億5千万ドル)で、NeopetsはViacomに$160(1億6千万ドル)で、それぞれ売れた。このマーケットは、ユーザーが熱中しやしく、収益化しやすい構造になっている。

膨大な潜在的ユーザーの数とそれに伴う広告機会のため、参入者も多く、競争はきわめて激しい。大企業、主要メディアもそれぞれ独自のサイトを開設している。MattelはBarbie Girlsサイトを、DisneyはClub Penguinを、GanzはWebkinzを運営している。 Webkinzは目下の注目株で、アメリカ国内だけで月間700万ユニーク訪問者があり、これは昨年同期にくらべて148%の増加だ。(Competeによる)。

子供向けオンライン・ゲームが直面している問題のひとつは、効果的な広告の手法の開発だ。Neopetsの場合、ゲームのさまざまな側面を総合的に利用した広告戦略を採用している。たとえば、プレイヤーが広告が挿入されたゲームをプレイし、マーケティングに関するアンケートに答えると“Neopoints”というポイントが与えられる。また子供向けオンライン・ゲーム各社はオフラインでおもちゃやDVD、衣類を販売し、ビデオゲームやテレビ番組と提携するなどして収益化を図っている。

Massively Meは現在まで完全に自己資金のみで運営されている。他企業との提携、オフラインでのタイアップなどを交渉中だという。こうしたオフライン提携が成功すればKiwi Heroesも上述のような各種サービスのライバルとして登場することができるかもしれない。

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(翻訳:Namekawa, U)