say2go

Say2GOが、Windowsユーザー向けに非同期音声チャットを提供

次の記事

[CG]マルチコアのことを簡単に説明出来るかい?

say2goインスタントメッセージ(IM)は、その実インターネットより古いテクノロジーなのだが、もう何年もの間、大して変わっていない。今日のAOLインスタントメッセンジャーは1997年のAOLインスタントメッセンジャーと大して変わらない。インスタントメッセージに、VoIPやウェブカム機能やSkypeなどのサービスが統合された結果、いくつか新しいテクノロジーが導入されてきてはいるが、変わらないことが2つある。音声チャットがリアルタイムであり、文字チャットがほぼリアルタイムであることだ。

Say2GOという「ほぼリアルタイム」の音声メッセージシステムが、これを変えようとしている。同社が「ボイシング」と呼ぶ新テクノロジーは、IMというよりはボイスメール(留守電メッセージ)に近い。現在限定ベータ中のこのサービスを使うと、ユーザーは音声認識によって文字起こしされた音声メッセージを、音声とテキスト両方で送受信することができる。デスクトップ用クライアントソフトはMicrosoft Speech APIを使用しているため、Windows専用で、かつXPユーザーはクライアントライブラリーをMicrosoftからダウンロードする必要がある。このクライアントは音声認識ライブラリーがない場合には、通常のIMクライアントとして動作し、連絡先リストがカバーフロー形式で表示されるなど、インターフェースもよくできている。

概念、テクノロジー共にまだかなり新しく、またそのことが見てとれる。Nikとふたりで10分かけて認識システムを訓練した後、Say2GOをテストしたところ、結果は非常にお粗末なものだった。Nikが「Another test of the speech recognition software」と話したところ、「man another said the phone is the victim mission the way you read into」と認識された。私の方がまだよかったが、それでも満足できるものではなかった。「Why did I spend ten minutes training this software」が「why didn’t spend ten minutes training in software for」になった。Nikはオーストラリア訛が強いうえに、コンピューターのファンが異常にうるさかったので、それが影響したのかもしれない。

MSN Messengerにも、MS Voice Clipsという類似の機能が2005年から追加されていて、15秒以内の音声メモをMSN Messenger経由で友人に送ることができる。Voice Clipsとは異なり、Say2GOでは、録音を再生するほかにキャンセルしたり日時を設定して後で送ることができる。

Microsoftがこのテクノロジーに特に関心を示していることは、最近行われたMicrosoftの2008年パートナーコンテストで、メンバー全4万7000社の中から、Say2GOがISV/ソトフトウェアソリューションで第1位に選ばれたのをみてもわかる。Microsoftは新音声認識ライブラリを強く推していて、一度アプリケーションで自分用のプロフィールを訓練しておけば、同じライブラリーを使う他のアプリでも使うことができる。

現時点の音声認識は、それ自体でユーザーが全く新しいIMクライアントに移行する強い動機とはならないが、Say2GOは新しいネットワークを作るのではなく、既存のIMネットワークを支援しようという考えだ。音声認識はそのネットワーク上で使えるようにする「付加」サービスの計画の中の「第1部」でしかない。現在Say2GoはICQネットワークに対応しており、他のネットワークのサポートも近いうちに予定している。

音声認識はいずれ葬り去されるのだろうか? 続きはTechcrunch IT(英文)で >>

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)