Legg MasonのMiller氏からアイカーン氏へ「できならなら黙っていろ」

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億万長者投資家カール・アイカーンとYahooとの、取締役会支配をめぐる長きにわたる論戦は、アイカーンが同社の2大機関投資家を、自身の立てた取締役候補者に票を投じるよう説得できるかどうかにかかってきた。その2人とは、Capital ResearchのGordon CrawfordおよびLegg MasonのBill Millerだ。5月7日現在、それぞれYahoo株式の16%および6.7%を保有している。アイカーンの持ち分は少なくとも4%。3人合わせると、議決権株の1/4を超える。

Crawfordはアイカーンを支持するといってYahooを脅している と言われているが、未だ実行はしていない。しかもあれは、アイカーンがSteve Ballmerと、手を組んでYahooを潰そうというゴシップガール協定を結ぶ前のことだ。

果たしてあの協定は、CrawfordやMasonの気持ちを少しでも変化させたのだろうか。Sun Valleyで行われたAllen CompanyカンファレンスでのロイターのKen Li記者の質問に対してMasonがこう答えている

アイカーン氏の難しいところは、あの人が$33以下では会社を売らないと言えば株主の支持がもっと増えることです。

言い換えれば、できないなら黙っていろ、ということだ。Steve Ballmerと何時間もかけて企んだ挙句、アイカーンがMicrosoftから取り付けた約束は、別の取引のための交渉テーブルにもう一度着くことだけだった。そもそも、会社を売るように仕込まれた取締役会とMicrosoftが話をしない理由がない。おそらく破格で、間違いなく当初提案した1株$31以下で手に入れることができるだろう。あの後YahooにちらつかせてYang株式会社に拒否されただけの$33提案のことは忘れてよろしい。

基本的にMasonは、アイカーンが不可能を実現して時計を元に戻せるというのなら、アイカーンの取締役に票を入れてもよい、と言っている。そうでなければ、投資家たちはMicrosoftに言い値で会社を渡すことになるだろう。ただしMicrosoftは、8月1日の株主総会以前に新しい提示価格に合意することはない。

どうやらアイカーンにはまだ必要な説得が残っているようだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)