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再スタートするOdeo

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[CG]なんでもミキサーがやっちゃった

ポッドキャストのディレクトリサービスOdeoは、BloggerやTwitterで有名なEvan Williamsが2005年に作り、1年あまり前にSonicMountainに買収された。そのOdeoが、デザインを一新し、機能盛り沢山で最近再スタートした。

いちばん重要な新機能はビデオだ。新しいOdeoは、50万以上のチャネルから配信される何百万本ものオーディオやビデオを提供している。同社はRevision3NextNewNetworksBlip.tvなどの大手コンテンツ配信サービスと提携してカタログを充実させている。

Odeoは、ユーザがプロフィール・ページを作る機能、お好みのチャネルを定期講読できる機能、プレイリストを作れる機能などを加えて、ソーシャルネットワーキング的な性質も強化した。ユーザはキーワードやカテゴリ(種類、分野)を入力して推奨コンテンツを入手できる。つまりユーザは、自分の目的に合ったコンテンツを見つけやすくなった。ユーザはさらに、メールやブログ、SNSなどにコンテンツを張りつけて共有化できる。

コンテンツに関する提携を強化するだけでなく、OdeoはMatchMineという新興企業と組んで同社のMatchKeyというサービスを使っている。MatchKeyとは、ユーザの嗜好性に関する情報を提携コンテンツサイト群に対し一斉にネットワーク配信して、個人の好みに合った推奨コンテンツをより精密に選びだす仕組みだ。

Odeoは今、ブラウザ上で無料でポッドキャストをレコーディングできるStudioというアプリケーションサービスの改良に取り組んでいる(前のバージョンはあまり良くなかった)。新たな開発チームによって、携帯電話と同期できる機能や、ビデオやオーディオにコメントを付けられる機能が加わるらしい。Odeoのかつての好敵手で今ではOdeoが買収したポッドキャストディレクトリサービスFireAntは、とくにデスクトップのメディアプレーヤーが好評だった。このメディアプレーヤーも、今後改良して、企業向けのOEM製品として売り込む予定だ。

TechcrunchがOdeoを初めて紹介したのは、まだ非公開のベータ状態だった2005年の6月だ。その後約1年間、厳しい競争をくぐり抜け(とくにAppleのiTunesが強敵)、Williamsは2006年7月に、当時はTwttrと呼ばれた…今では超有名な…新サイトをスタートさせた。

2006年9月にWilliamsはOdeoを投資家たちから買い戻し、Obviousという新しい会社を作った。そしてOdeoとTwitterをObviousの完全子会社としてその傘下に入れた。2007年7月にOdeoは売りに出され、数か月後にSonicMountainに減額売却された。SonicMountainはそれに続いてFireAntとブログの検索エンジンのサイトBlogdiggerを買収した。その後Odeoは個人投資家たちから250万ドルを集め、SonicMountainに買収されてから初めて、経営基盤の強化に成功した。

Odeoの初期のやり方には、間違いが多かった。そのいくつかは、Williams自身も間違いを認めている。Odeoの新しい開発陣は、過去の間違いから学んで、Odeoの明るい未来を築けるだろうか?。同社はビデオに進出したが、これはたいへん競争が激しい分野だ。軽い間違いすら、許されない。Odeoの幸運を祈ろう。

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(翻訳:Iwatani)