勝つのはどっちだ!Yahoo存続をかけた戦い:Yahooがホームページを対アイカーン戦の決戦兵器として投入

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Yahooが対カール・アイカーン戦に決戦兵器を投入した:Yahooのホームページそのものだ。単独ではWeb界で最大の訪問者数を誇るYahoo.com(comScoreの調査では5月には 同サイトへ全世界から3億400万のユニークビジターがあった)にYahooの株主を直接対象とした大きな紫色のボタンが右側3段目に出現している。 このボタンは Jerry Yangをクビにして、Yahooの取締役会を更迭したうえでMicrosoftとの交渉を再開させたい(その努力はあまり報われていない)投資家のカールアイカーンへのYahooの反論の概要を説明しているこのページにつながっている。

Yahooはその存続をかけたアイカーンとの株主委任状争奪戦に、自社の力が使えるホームページを決戦兵器として投入したのだ。同社は全ての株主が、アイカーンの提案している取締役会の更迭に反対すことを目指している。Yahooはアイカーン自身に対しても、彼の株主としての資質を攻撃してる。ボタンのリンク先の「委任状案件」のページの一番上に以下の様な引用文がある。

「こういったテクノロジー企業を理解するのは大変難しい」* – カール・アイカーン

それに続いてYahooは6月末にSEC(証券取引委員会)に提出された、投資家としてのアイカーンの最近の惨憺たる投資記録を示している(こういった案件ではよく見るトリックではあるが)。

Yahooがアイカーンを撃退する為に必要なのは、過半数の株主にアイカーンは間違っており、彼が選出した取締役会を通じて企業の命運を握るべきでは無いと納得させる事だ。Yahooがなりふり構わずそのホームページまで使っているところからも、この戦いがどちらに転ぶかわからない接戦である事がわかるだろう。全ての票が数えられるこの状況では、YahooもホームページというWeb物件を使用することを躊躇してはいられない。Yahooは自社のホームページの編集の独立性や公平性について特に触れてはいないが、自社の命運がかかっている戦いの真っ最中にそんな事にいちいち構っていられないだろう。

Update: Yahooが既に有力株主の一人のLegg MasonのBill Millerの説得に成功したようだ。同氏は所有する4.4%分の株式の議決権をYahoo側に投票し、現行の取締役会を支持すると発表した。もしもYahooの最大の株主 Gordon Crawfordが同じ決断を下した場合、アイカーンの戦いもおしまいだ。

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(翻訳:E.Kato)