超シンプルな$200ウェブタブレットが欲しい。プロジェクト参加者募集中

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もう待ち続けるのには疲れてしまった。欲しいのはウェブの閲覧ができる、極めてシンプルで格安のタッチスクリーンタブレットだ。2,500ドルもするDell latitude XTのようなすごい機能は必要ない。Macbook Airくらいに薄いタッチスクリーンで、Linuxカーネル上でFirefoxと、できればSkypeが動作すれば文句ない。今日のところそんなマシンはなく、また聞き及ぶ限り作る予定もないようだ。しょうがないので設計を始めよう。いくつか作ってみて、仕様をオープンソースにすれば誰でも開発することができる。

まず、基本的なアイデア。とにかくできるだけ薄くして、ハードウェア性能も可能な限り低くする。ボタンは電源ボタンのみで、ヘッドフォンジャック、動画撮影ができるカメラ、ローエンドのスピーカーとマイクを内蔵する。Wifi対応にしてUSBポートもひとつはあった方が良いだろう。バッテリーを内蔵してRAMは500MB、記憶メディアには4GBのSSDを使う。データ入力は基本的にiPhone風のタッチスクリーンキーボードから行う。このマシンはLinux上のFirefoxで動作する。これらを完全にオープンソースのハードウェア上に実装する。SkypeとVoIPおよび動画通話を搭載するのもなかなかだろう。

FirefoxとSkypeを走らせるだけなら、大したハードウェア資源も必要なく、コストも下がるに違いない。

Linux上のFirefoxで動作するというのは、電源投入とともに種々のインタフェースをすべてスキップしてFirefoxをKioskモードで動作させるということ。これによりブラウザをOS代わりに使うことができる。Googleドキュメントや電子メールとの同期用にはGearsを搭載する。そしてコミュニケーションツールとしてSkypeを搭載すればデスクトップPCと代わらない利便性を保ち、それでいて他のラップトップやタブレットPCなどよりも安くかつ携帯性に優れたものができあがる。

またいくつかのサービスをブックマークしておいて、それらを大きなボタンで表示するホームページも用意しておく。ニュースやIMのためのMeebo/Ebuddy、オフィスユースのためのGoogle Docs/Zoho、電子メール、ソーシャルネットワーク、写真サイト、YouTube等、毎日使うものを掲載しておくわけだ。

以上のような仕様を満たしたマシンなら二、三百ドルで作ることができると言うサプライチェーンマネジメント企業と交渉中だ。LinuxおよびFirefoxの改造はこちらで行い(詳しくは下記)、ハードウェアのスペックを決定する。ここまでの作業を行えば1ヵ月以内にいくつかのプロトタイプを作成できるそうだ。

マシンの名前についても考えてみよう。個人的にはFirefox Tabletというのが良いかと思うが、これを採用するにはMozillaとの交渉が必要になる。

実働プラン

まず仕様確定のために少人数からなるチームを結成する。最初に行うのはマーケティングのための資料作成で、このマシンで何ができるのかを定義する。最初のドラフトは既にできていて、まもなく公開予定だ。ここまでの準備ができればハードウェアのスペックを定め、LinuxおよびFirefoxのコードをカスタマイズする要員を探す。基本デザイン完了時点でサプライチェーンマネジメント企業と価格調整に入る(目標額は200ドル)。できればここでいくつかプロトタイプが欲しい。この計画に深く寄与する人が最初のプロトタイプマシンを手にすることになる。すべてうまくいくなら、デザインやソフトウェアをオープンソースとして、誰でも作りたい人が作れるようにする。

目標はマシンを非常にシンプルで、そしてとても安くすることだ。これは非常に面白い試みになるだろうし、ウェブを閲覧したり、友人と話をする際に実際に使える製品となるだろう。

プロジェクトのコーディネートをTechCrunchIT上で行っている。プロジェクトへの参加希望者はそこにコメントを残して欲しい。こちらからすぐに連絡させて頂く。

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(翻訳:Maeda, H)