Facebookの広告はゼロになるんだろうか。LookeryがCPM単価を7.5セントに引き下げ

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lookery-logo.pngソーシャルネットワーク上の広告では誰も儲けを獲得することができないようだ。Googleでさえ(MySpace上で多くの広告資産を展開している)厳しい時期を過ごしている。いったいソーシャルネットワーク広告に価値はないのだろうか。Facebook他のソーシャルアプリケーションで展開を行う広告ネットワークのLookeryは、同社のプロモーションをリニューアルし、登録開発者に対して1000ページインプレッションにつき15セントを支払いを提示することとした。1ページに広告を2つ掲載している場合、1000回の広告インプレッション(CPM)あたり7.5セントとなる。Lookeryは1月の時点で広告インプレッション単価12.5セントを提示していた。つまりLookeryは広告レートを半分ほどに削ったことになる。

Social Mediaなど、他のソーシャルアプリケーションの広告ネットワークを見てみると、対象を絞り込むことでCPM広告レートを50セント程度に設定している。Lookeryを利用するにあたってはさほど制限があるわけではない。したがってFacebookアプリケーションの多くがどの程度の利益を計算できるのかをより正しく反映するのではないだろうか(広告掲載資源の85%がFacebook関連のものだ)。

収益を得る方法を他に持たないアプリケーション開発者に対するギャランティーのプロモーションは、Lookeryに於いてうまく機能している。1月に最初のギャランティーを発表した際には、月間1億4千万のインプレッションだった。現在では月間30億になっている(Social Mediaは20億)。

Lookeryは支払う額のすべてがペイすることを望んではいる。しかしどうしても、というわけではないようだ。CEOのScott Raferによれば広告ネットワークは総収益金の面でもぎりぎりのところだとのこと。しかしRaferの考えでは「データサービスビジネスへのブートストラップとして使える」ということのようだ。このため、Lookeryのネットワークで扱う広告掲載媒体のすべてについて年齢および性別情報を取得し始めている。たとえばFacebookアプリケーションのFriendzii(友達はいないけれど出会いを求める人を対象とするアプリケーションのようだ)は35歳~44歳の年齢層にもっとも人気がある。

Lookeryがマーケティング担当者に広告を売ることができなくなっても、データが売れれば良いということなのだろう。

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(翻訳:Maeda, H)