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Episodic: FlashビデオをiPhoneフレンドリに

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iPhoneでいちばん不満なのは、Web上のストリーミングビデオの標準になっているFlashを扱えないことだ。YouTubeはすべてのビデオをH.264形式に変換して対応しているが、そのほかのビデオ系サイトはそれに倣っていない。しかし本日、Web上のビデオ出版企業Episodicが、Flashのビデオを変換してiPhoneのSafariブラウザの上で再生できるためのWebアプリケーションを立ち上げた。このサービスは、Blip、YouTube、Metacafeなど、従来のビデオサイトにアップロードされたコンテンツに対して使える。

このサイトはふつうのRSSフィードを利用する。対象サイトにポストされたビデオコンテンツをスキャンし、それをiPhoneフレンドリなフォーマットに変換する。各ブログの変換後のフィードは静的URLからアクセスできる(たとえばWebbAlertのフィードはhttp://iphone.episodic.com/WebbAlertでチェックできる)。理屈としては、ビデオブロガーは、iPhoneユーザが自分のサイトにアクセスしてきたらこの静的URL にリダイレクトすればよい。

ビデオの変換はうまくいっているが、Episodicのアプリケーションはまだかなり制約が多い。ふつうのURLに取りついて、そのページのコンテンツをビデオに変換することはできない。ユーザは、RSSフィールドを使ってプレイリストを生成する必要がある。一部のブロガーにとっては、ビデオが自分のサイトの外でホストされることが問題かもしれない(誰でも自分のRSSフィードを送って変換してもらえる)。CEOのNoam Lovinskyは、自分のサイトはコンテンツを物理的に配付するだけで、ブロガーの要望はすべて尊重するから、とくに問題ではないと主張する。

Episodicは、広告や、ストリーミングされるビデオに関する分析サービスなどを提供してブロガーにお金が入ることを望んでいる。しかし現状では、ビデオの所有者を正しく認証する方法がない。RSSフィードに他人のコンテンツをインプットして金もうけをすることも、簡単に可能だ。Lovinskyは、対策を検討中であると言っている。そして同社の究極の目標は“みんなが自分の作ったコンテンツにお金を払ってもらえること”だそうだ。将来このサイトは、もっと完全なビデオプラットホームを展開して、たくさんのビデオクリエイターたちがプロフェッショナルなコンテンツを早く作れるようにしたい、と彼は考えている。

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(翻訳:hiwa)