Xobniの幹部、有望なスタートアップから去る―理由は?

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XobniY Combinatorから生まれたメール・サービスのスタートアップで、今年に入ってからMicrosoftの買収の申し出を断っている。このXobniのエンジニアリング担当副社長であり、社員1号だったGabor Cselleが同社を去った。Cselleは、メールの組織化に関する修士論文があり、Gmailチームに在籍していたという理想的な経歴をひっさげて2007年3月にXobniに加わった。

いきなり会社を辞めるというわけではない(Cselleは8月末まで勤務する)ものの、やはり予期されない展開だし、正直言って、意味がわからない。TechCrunch40でデビューして以来、Xobniの成長ぶりは立派なもので、評判はすこぶる良い。Bill Gatesが今年のOfficeデベロプメント・カンファレンスでXobniをデモしてみせたぐらいだ。

CEOのJeff Bonforte就任したのはわずか5ヶ月前)は「Cselleは最近Xobniでハッピーではなかった。そして自分自身のスタートアップを始めるために会社を去ることになった。Cselleは自分が主役で会社を作りたいのだろう。Xobniがあまりに急速に成功したためチームのメンバーの中にはスタートアップをローンチするのを実際よりずっと簡単なものと考える傾向が出ているかもしれない」と述べている。

Cselleのブログ記事を読むと、この見方は(少なくとも一部)当っているようだ。

14歳のときBill Gatesの伝記を読んで以来、ぼくはずっと意味のある仕事のできる会社のファウンダーになりたいと願っていた。ぼくは人々がクリエーティブ、かつ生産的に、喜びをもって働けるような、そしてユーザーを喜ばせ、生活を改善できるような製品を提供する会社を作りたいと思ってきた。それを始めるのは今だと感じている。

Cselleはなるほど自分の運を試したくてうずうずしていたのかもしれない。それにしてもBonforteの説明は、依然しっくり来ない。MicrosoftがXobniを買収しようと$20M(2千万ドル)をテーブルに積んだのに、断ってしまった。 当然、将来もっと有利な申し出があることを期待したからだろう。どうしてCselleは会社が売れて金が手に入るまで待ってから自分の会社を始めなかったのか?

噂ではCselleはここ何ヶ月も会社で不満を抱えていたという。しかし今のところ、われわれはCsellとコンタクトできない。(なにかさらに詳しい情報が入ったらすぐにこの記事をアップデートする)。Cselleはブログ記事で、8月にXobniを辞めた後、世界中を旅行しながら、新しいメールのスタートアップのための資金調達を試みるとしている。

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(翻訳:Namekawa, U)