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モバイル検索のトレンドは「景気浮沈、ピザ浮上」

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音声認識の411携帯電話番号案内システム「V-Enable」が、AlltelやMetroPCSなど提携電話キャリア数社の顧客から任意抽出の検索利用者2万人を対象に調査を行った。その集計には景気後退が原因の興味深いトレンドが顕著に現れている。ひとつには例えば、みんなピザを前よりモリモリ食べてるのだ!

2007年10月から2008年6月までの対象期間、検索トップのレストランは以下の顔ぶれとなった。:

1. ピザハット(Pizza Hut)
2. マクドナルド(McDonald’s)
3. ドミノピザ(Domino’s Pizza)
4. スターバックス(Starbucks)
5. パパジョーンズ・ピザ(Papa John’s Pizza)
6. リトルシーザーズ・ピザ(Little Caesars Pizza)
7. タコベル(Taco Bell)
8. バーガーキング(Burger King)
9. ウェンディーズ(Wendy’s)
10. デニーズ(Denny’s)

テーブルに座って食べるファミレスのOlive GardenとかApplebee’sとかRed Lobsterはランキング圏外に脱落。代わりにトップに躍進したのが、不景気にもビクともしないピザハットとかドミノピザで、対象期間中の検索数はピザハットが380%増え、ドミノピザに至っては980%アップとなった。ガソリン価格高騰で、みんな自宅に居ながら出前頼んだり、もっと安いところに乗り換えているようだ。 金融アナリストもこの分野については徹底調査を行い、こういったレストラン・チェーンには“不景気知らず”なところも数社あると判断している。

V-Enableからは他にも検索関連の経済指標がいくつか出ている。 どの部門でもトップ50に一度もランク入りした試しがない引越しコンテナリース「U-Haul(自分でひっぱれ、の意)」は一般検索部門でいきなり23位にランクイン。差し押さえ競売物件増加の影響だろう。 高級百貨店「Macy’s」は小売部門で17位から49位に転落した。みんな前ほど自分で自由にできる収入がない影響がモロ響いてるようだ。 格安モーテル「Motel 6」も上位50には登場回数ゼロ。それが今や一般検索部門37位である。旅行者も高いホテルに泊まる余裕がないのか…。モバイル検索はリアルタイムで行いSEOに左右されないため、これらの数値は(異論もあろうが)Web検索よりは消費者心理を如実に反映したものになっている。

V-Enableは携帯電話の情報システムで、ユーザーがレストランや世帯主の名前を声を出して読み上げると、位置と連絡先情報を引き出すことができる。ライブの交換手も影でスタンバっているので、利用者は電話をかけると必要に応じて人力サポートも受けられる。 V-Enableから編集部には昨年12月にも類似の小売統計を提供いただいた。

同社はSiemens Mobile Acceleration Corporation、Sorrento Ventures、ソフトバンク・キャピタル、Palisades Venturesから過去3ラウンドで計$10.1M(1億100万ドル)の出資を受けている。

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(翻訳:satomi)