Google、規模でも精度でもCuilに圧勝―しかし今後に注目

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今晩(米国時間7/27)、新しい検索エンジンのCuilがローンチした。同社は索引の規模がGoogleを含めてあらゆる検索エンジンより大きい(1200億ウェブページ)と主張している。Cuilのファウンダーを始めとする経営陣の経歴をみると、6人もの元Google幹部社員がいるからには、ローンチと同時にGoogleと比較されることになるのは避けがたい運命だ。索引の規模もさることながら、本当に重要な比較は検索結果の関連性と表示順位だ。

われわれはこの1時間テストをしてきた。われわれの検索テストによると、Cuilは優秀な検索エンジンであることは間違いない。特に誕生後1時間なのだからなおさらだ。しかし、検索結果がGoogleより優れているという主張にもかかわらず、そうは思えなかった。検索結果の関連性についていえば、Googleにははるかに及ばない。

たとえばdogというキーワードでの検索に対してCuilは2億8千万ヒットだったのに対してGoogleは4億9800万ヒットだった。関連性の優劣の評価には主観性が入り込むものの、Googleの1位はWikipedia、2位がdog.comだったのに対して、Cuilはトップにdog.comを返してきたが、最初のページにwikipediaが表示されなかった。どちらも間違いではないが、Googleの方が優秀だ。

Cuil対Googleでさらにテストを続けてみた。Apple(8300万対 5億7100万)―どちらも果物のリンゴについて触れていない。France(1億200万対15億)―Cuilのカテゴリーの細分化が効をを奏して、この場合はGoogleより良い結果を出した。Stonehenge(80万対850万)、Silicon Valley(320万対2400万)、Techcrunch(60万対650万)、などとなった。

われわれがたまたま悪い選択を続けたのでないかぎり、Cuilに比べてGoogleの索引の方がはるかに大きいことはこれで明らかだろう。上記の結果によると、Googleは平均してCuilの10倍の検索結果を返してくる。

上記の単純な検索テストの結果を比べると、Cuilの検索結果表示順序も決してGoogleより優れていないことがわかった。Cuilが優れているのは関連するカテゴリーに基づく検索で、これについてCuilが非常に優れている。Googleについては、最良の結果を得るために検索キーワードにちょっと工夫を加えることにわれわれは慣れている。その点で、Cuilはわれわれが探しているものが何であるか推測するのがうまく、右上部のウィジェットにその候補を表示してくれる。この点Cuilは複雑な調査を行う場合に、大いに時間の節約にな可能性がある。

もう一度繰り返しておくが、Cuilは誕生以来まだ1時間しか経っていない。Googleは現在の完成度に至るまでに10年もかけているのだ。

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(翻訳:Namekawa, U)