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DEADPOOL

個人向けカスタマイズ・ニュース、またも閉鎖

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個人向けカスタマイズ・ニュースという厄介な分野とはいえ、2007年にThoofがローンチしたときには多くの人々が十分に成功のチャンスがあるのではないかと考えていた。この分野が失敗したスタートアップで死屍累々なのは事実だが、Thoofのファウンダーは以前、Revverの共同ファウンダーだったIan ClarkeだしAustin VenturesやRon Conwayといった有力投資家が後援していた。

Thoofはユーザーがどんな記事をクリックするかだけをベースとしてカスタムメイドのニュースサイトを作ろうとした。(投票ボタンその他のソーシャル・ツールはユーザーの意図を真に伝えるものではないというのがClarkeの主張だった)。われわれのThoofについての最初の記事から。

Thoofでは、ユーザーがどの記事をクリックして読んだか、これだけをベースに自分の記事の好みを把握している。投票や記事評価レーティングといったフィードバックを求めることはユーザーに負担をかけ過ぎる嫌いがあるというのがClarkeの考え。現にRevverでも動画を見た人で評価付けまで実際にしてくれる人はものすごく比率が限られていると指摘する。Thoofではユーザーがついクリックしてしまう記事の傾向を分析し、他のユーザーよりクリックする確率の高そうな相手を選んで記事を返す。やがて時間が経てば、これが個人に特別にあつらえた完璧なテーラーメードのニュースページになっていく、というわけだ。

このサイトは昨年10月にピークを迎えたが、今年の1月には空中分解の兆しが出ていた。われわれが聞いたところでは、なんとか運営を続けて事態の好転を待つというようなことだった。しかし最後にはこのサイトを訪問するとRedditに飛ばされるようになってしまい、4月になるとClarkeは公式に別のプロジェクトに転進した。

われわれはClarkeとAustin Venturesにコメントを求めているが、Searchfox(deadpool入り、残余資産をYahooが買収)、Findory(deadpool)、Spotback(戦略を変更)、Feeds 2.0(サイトは生きているが、現状不明)などに続いて、Thoofがdeadpool入りしたのは間違いない。

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(翻訳:Namekawa, U)