Yahoo BOSSはGoogle App Engineで走るほどオープン

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Yahooサーチがどれだけオープンか、その底力を見せようと、ヤフー上級エンジニアのひとりがYahooのBOSSフレームワークGoogleのApp Engineを組み合わせたシンプルな検索マッシュアップをデモ用に作った。 開発者はBOSSを使うとYahoo検索エンジンをベースに自分でカスタマイズした検索アプリが作れるが、そのアプリをホストするプラットフォームにGoogle App Engineを使っているのだ。

Yahoo Bossプロジェクトを総括するエンジニアVik SinghはGoogleの元エンジニアだ。その彼が開発したシンプルな「Question-Answering Service(質問回答サービス)」では、みんなが質問を投げると、Yahooの検索結果上位50を基に回答を探してくれる(例えば「電球を発明したのは誰?」と尋ねると、検索結果トップ50から最も人気のデータを探し出し、「トーマス・エジソン(Thomas Edison)」と返してくれる)

Singhがブログに書いた説明によると、このデモはコードたった50行で実現したものらしい。GoogleのApp Engineで動作するYahoo BOSS対応アプリはこれが初めてというわけではない(CuilのコピーのYuilもあるし、今は4hoursearchも両サービスのマッシュアップ)が、これなんか見るとYahooが自らのオープンサーチ戦略にどれだけ本腰で取り組んでいるかがよく分かる。

前にも書いたことだが、Yahooは検索の競争で勝機を得たいならGoogle以上にオープンになる必要がある。 コアの検索分野でGoogleに追いつくのは手遅れとしても、オープンなアプローチを採ることでYahooは自社プロダクトの差別化を図れるだろうし、また現在グーグルが見落としている検索の新たな方策を開くことができるはず。それにオープンになること即ち、Googleを抱き込むことでもある。

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(翻訳:satomi)