知的好奇心は世につれ。今は「偽フォロー」が要る時代

次の記事

Googleが「Insights For Search」で検索トレンドの追跡強化

こんなこと書くと叩かれるかもしれないが、書かなきゃならんことなので書く。:Twitterには「Fake Follow(偽フォロー)」が要るし、FriendFeedには「Fake Subscribe(偽サブスクライブ)」が要る。

一般のソーシャルネットワークと違って、FriendFeedやTwitterでは友だち作りに両者の合意は必要ない。みんな誰かフォローしたい人をただ選んで、相手が作るコンテンツを眺めるだけだ。こちらがフォローしていることは相手に通知が行って、お礼を返すかどうかは相手が決める。

ここまでは、いい。 その土台には、自分のコンテンツ読んでもらいたいからって、フォローしたくもない相手までせっせとフォロー(サブスクライブ)しなきゃいけないみたいにプレッシャーに感じるようなことがあってはならない、という考え方がある。つまり、本当に友だちづきあいしたいのでもない限り、友だちのふりしてやり取りするストレスはなるべく減らそうよ、という方向で全部成り立っている。

これで大概のことはうまく回る。 ところがどうしたわけかTwitterもFriendFeedもだ、フォロー(サブスクライブ)に返事が来ないと異様に怒る人が結構多いのだ。これが起こると(しょっちゅう起こる)選択肢は2つ。一緒に堕ちるか(例:「あの野郎ほんとにムカつくぜ」と言ってみる)、ただ仲良くして難を避けるか、である。

ただしここには問題も。 あんまり気前良く大勢フォローし過ぎると、今度はサービスそれ自体が使い物にならなくなるのだ。私の場合、Twitterでフォローしているのは自分が興味を持つ相手だけなので、数と言ってもたったの466人だが、それでもコンテンツのストリームが速過ぎて、とても消化し切れたものではない。 Friendfeedはもっと最悪で、他のコンテンツ(FlickrやTwitter、Delicious、ブログなど)まで集めてきてジャンジャン流すから、大変だ。

私はTwitterでは自分宛てに特別に出されたメッセージ(メッセージ本体に@techcrunchとあるもの)しか普段はモニタしていなくて、Friendfeedは1日数回じっくり読んで面白いもの探しに使ってる感じなのだが、本当言うと自分が今一番欲しいのは、注目している友だちのコア集団だけ手元に置いて眺めること。これができたらどんなにいいかと思う。

つまり私が言いたいのは、TwitterもFriendFeedも友だちをグループ化したり、希望に応じて友だちの一部だけ近況を追える何らかの仕組みを整備する必要がある、ということだ。それかもっと手っ取り早いアプローチは「Fake Follow(偽フォロー)」、これをくれ。

この「Fake Follow(偽フォロー)」。相手から見ると普通のフォローと変わりなく見えるが、自分サイドから見ると、あたかも誰も全くフォローしていないように見える、という代物だ。これさえあれば、こんだけ大勢の人たちが抱えるエゴ発作の問題(およびそれにまつわる様々な悩み)も一挙に片付くだろう。また、コンテンツストリームもクリーンで有用性の高いものに維持できる。

結局みんな順応できるところまで新システムに合わせてオンライン文化の方が変わっていく(今どきIMに返事が返ってこなくても、いやごめん…すぐ返ってこないぐらいで、普通は誰も怒らない。あれとちょうど同じようにね)。でも、それまではみんなで物事を(少なくとも怒りの感情ぐらい)コントロール下に収めていけるような道を探さなくてはならない。TwitterもFriendFeedもこれでずっと使えるサービスになるのだから導入しない手はない。

何週間か前にTwitterでEvan Williamsにその点を尋ねてみたところ、同社ではこの問題に対処するため友だちの種別分けを導入するかもしれないと言っていた。FriendFeed共同ファウンダーのPaul Bucheitは、「本当にフォローしたい人とその他大勢を分ける作業を簡単にする」新機能を数週間以内にリリースすると言っている。「Fake Follow(偽フォロー)」という名前ではないかもしれないが、これはもう、みんな諸手を挙げて登場を歓迎するだろう。今から礼を言うよ、Paul。

[原文へ]

(翻訳:satomi)