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続くAOLの予算削減。Propellerの従業員は虫けら扱い?

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かつてNetscape.comとして運営されていたこともあるDigg風ニュースサイトのPropellerが、厳しいレイオフの波にもまれているようだ。サイトのリニューアルからわずか2週間だが、このレイオフによってかつての従業員数まで戻す考えの様子。レイオフの対象になっているのは、サイトに掲載するためのニュース情報をモニタリングしている「スカウト」と、利用者から投稿されたコンテンツの品質管理を行う「アンカー」が主のようだ。

情報源によれば、このレイオフはずっと前から予定されていたものとのこと。「いつ」行われるかだけが問題だったらしい。AOLの大幅予算削減がPropellerも巻き込み、そしてサイト管理者に対する支払いレートを下げることで対応するのではなく、使い捨てにできるコンテンツ管理チームを切り捨てることで対応することにした模様。

このコンテンツ管理チームは、PropellerがDiggとの差別化のために用意したもの。Diggでは編集プロセスの役割が注目されることもないし、ときに精彩を欠いた記事が掲載されることもある。Propellerの予算削減は短期的に見て節約にはなる。しかし編集チームを縮小すれば独自性を失い、単なるDiggクローンとなってしまう可能性もある。

そもそもPropellerは、動乱に揉まれ続けた歴史を持つ。AOLが最初に「Diggキラー」としてNetscape.comで立ち上げたのが2006年6月。1年少々の後、ドメイン紛争絡みもあって、閉鎖されるのではないかとされるようになった。サイトは2007年9月、最終的にPropeller.comに移転した。

Update:PropellerのプログラミングマネジャーのRyan Budkeがコメントを寄せてくれた。

Propellerのプログラミングマネジャーであり、記事中にあるScoutチームの運営を行っているものとしてひと言申し上げたい。本記事はややバランスを欠いているように思う。確かに何人かのスカウトにやめてもらったが、それは35人中4人に過ぎない。つまり割合で見ると9/10になったに過ぎないのです。

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(翻訳:Maeda, H)