Googleの実質売上伸び率に翳り?

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Googleは前四半期、売上$5.37B(53億7000万ドル)、利益$1.25B(12億5000万ドル)を記録した(Yahooの同期利益の約10倍)。しかし、この安定して驚異的な実績を上げる財務状態の陰で、Googleの鎧に少しずつひびが入りはじめてきた。特に重要なのが、同社の売上伸び率と、オーガニック売上伸び率とのギヤップが拡大していることだ。

Googleは自社のオーガニック売上(最近の買収や投資、株式、外為等を除くコアビジネスによる収益)の数値を公表していない。しかし、Citi社のアナリストMark Mahaneyが金曜日(8/8)に発表したメモの中で、Googleのオーガニック売上伸び率を推定している。同氏は「Google社のオーガニック売上伸び率は、確実かつ顕著に減速している」と指摘し、この傾向が第3四半期にも続くことを予測している。(それでもMahaneyは同株式の投資判断を「買い」と言い続けている)。

私は彼が予測したオーガニック売上伸び率を、過去4四半期のGoogle発表の売上伸び率とともに上のグラフと表にまとめてみた。昨年第3四半期はいずれの伸び率ともに57%だった。2008年第2四半期を見ると、Googleの総売上伸び率は39%に落ち着いているが、推定オーガニック売上伸び率は32%と大きく下回っている。

ここから読み取れるのは、Googleの核である検索広告ヒジネスが、同社の四半期損益計算書が示す以上の速さで減速しているということだ。このことからさらに、同社最大の買収であるDoubleClickがこの不調を補うことの重要性が浮き彫りにされてくる。このほか、GoogleがYouTube、Postini、Google Checkout(それ自体が買収されたものもある)などの期待外れのビジネスを収益化できればと願うのはもちろんだ。Mahaneyは前四半期のDoubleClickによる売上を$90M(9000万ドル)、Postiniを$25M(2500万ドル)と推測している。

アップデート:Mahaneyによる詳しい分析はこちら。

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(翻訳:Nob Takahashi)