FriendsterがOpenSocialアプリのサポートを開始

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Friendsterは、アジアで爆発的な伸びをみせているソーシャルネットワークだが、アジア以外ではFacebookとMySpaceに大きく引き離されている。このたび同社の開発プラットホーム上でOpenSocialアプリのサポートを開始した。Friendsterは初め、昨年10月に自社のプラットホームを公開したが、利用できるアプリケーションがFriendsterのAPI専用に作られたものだけだった(開発者がFacebook専用に開発なければならなかったのと同じ)。

今日からFriendsterでは、開発者がOpenSocial準拠のアプリ(同APIの.7リリースまで)を提出できるようになる。提出されたアプリケーションは、確認された後ネットワークのアプリケーションディレクトリー(これもFacebookとよく似ている)に登録される。Friendsterによると、ユーザーから見てOpenSocialアプリとFriendsterアプリの区別はないという。

Friendsterはウェブのソーシャルネットワークの古株のひとつで、この分野のリーダーだったこともあり、2003年にはGoogleからの$30M(3000万ドル)の買収提案を断っている。それ以来同社は米国市場では遅れを取っているが、アジアでは非常によくやっており、アジア全体で5500万ユーザーが登録している(同サイトの全登録ユーザーの70%に当たる)。

GoogleのOpenSocialプラットホームを使うと、開発者が、ひとつで同プラットホームのAPIに対応する複数のソーシャルネットワークで動作するアプリケーションを作ることができる。Friendsterのほかにこのプラットホームへの対応を約束しているサイトには、MySpace、Bebo、Six Apartらがある。

Friendsterは、米国でMySpaceやFacebookのような大型プレーヤーになることはないかもしれないが、それでもアジアには膨大なユーザーを抱えている。アジアとアメリカの市場には重複がほとんどないため(FacebookもMySpaceもアジアの一部への進出に苦戦している)、このサイトによって開発者には多数の潜在新規ユーザーがもたらされることになる。FriendsterがOpenSocialプラットホームに加わったことにより、Facebookに対する、何らかのオープンアプリケーション標準を採用するようにという圧力が高まるだろう。開発者たちはFacebookの閉じたプラットホームだけで動かすために、アプリケーションをプログラムし直すのは嫌だろうから。

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(翻訳:Nob Takahashi)