住宅不況の中、不動産サイトは好調。成長サイト(Trulia)と現状サイト(Zillow)の差も広がる

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Songsterr:Flash版ギタースコアプレーヤー。いつかハジける、かも。

不動産不況は依然として経済成長の足かせとなっているように思える。但しTruliaZillowなどの不動産サイトはうまくやっているようだ。しかしcomScoreのデータを個別に見ると、Truliaに対する昨年の月次ユニークビジターは、前年比で倍以上の240万となっている。一方のZillowの6月データによれば、米国内からのユニークビジターが190万に留まっている。

市場の不調の中、不動産サイトが好調なのは見込み客(ここまで不動産購入をしていない人々)がじっくりと時間をかけて夢のマイホームのリサーチを念入りに行っているということなのだろう。TruliaもZillowも、購入希望者が諸条件(価格、立地、ベッドルームの数、広さ、家の形態)を調べやすいように努力をしている。ただ双方ともにどうしようもない候補を除外する機能は持っていない。

また双方ともに市場価格動向や地元の学校に関する等の関連情報も提供している。Zillowの方が有名なZestimateなどの付加情報をいくらか余計に提供しているのだろう。こういう情報を掲載しているので6月の統計ではTruliaの1200万分に対し、4100万分のサイト滞在時間となっているのかもしれない。一般的に見栄ははりたいもので、お隣さんがいったいいくらの家に住んでいるのかには興味があるものだ。Zillowで検索したときに表示される写真もTruliaのものよりは大きい。つまりZillowの方がウェブ上では良い仕事をしていると言えるのかもしれない。

あるいはしかし、Truliaを使った場合には素早く目的の物件を探し当てられるのだという可能性もある。特定の街を検索した場合、近隣も含めてTruliaの方が包括的な結果を表示しているようにも思えた。たとえばTruliaでニューヨーク州Chappaqueを検索すると97件の結果が帰ってきた。同じ条件でZillowが表示したのは83件だけだった(もう少し丁寧に比較調査を行えば、Zillowの方がたくさんの結果を戻すようなケースもあるのだろうとは思う)。買いたい家を検索するとき、究極的に問題になるのは検索結果数だと言えると思う。もっとも多くの物件を集め、利用者の検索に対してより多くの結果を表示する不動産検索エンジンが勝ち残っていくはずだ。理由の如何を問わず、Truliaが勝利を収めつつあり、市場シェアを獲得しつつあるように見える。

ところで、お好きな不動産検索サイトはありますか?

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(翻訳:Maeda, H)