eBay

低迷するeBay

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誰かヨットeBay号に風を呼び戻してくれないかい?  かつて時代の寵児と騒がれた競売サイトeBayは、料金体系の外面を変え、競売モデルから定額リスティングに重点を移しているが、近頃はアッと言わせる話がめっきり無くなった。まるで世のWebは次に行ってるのにeBayだけ風のない海に取り残されているかのようだ。

誤解しないでもらいたいが、eBayは今も超巨大サイトでありキャッシュ製造マシンである。それは変わりないのだが、いざ世界ビジター数2億3800万人、月間ページビュー264億件(comScore調べ)なんて規模に達してしまうと、そこから先どこに向かっていいものやら方向が読みづらくなっているのも確かである。きっとそれもあって同社は現にページビューも前年比15%ダウン、株価も26%下がっているのではないかと思う。

これは固定料金vs.競売の問題ではない。eBayが直面する一番の課題は、Googleで検索すればWebで簡単に欲しいものを見つけて買えること、しかもそれがどんどん手軽になっていることだろう。Webも最初の頃は、オンラインの商品をすべて整理してくれる信頼の置ける大手eコマースサイトがいくつか必要だった。そのニーズを満たしたのがアマゾンとeBayだ。

しかし今の人はネット全体をトロール網にかけ、そこから一番安いバーゲン商品を引き揚げることに何の抵抗も感じない。もはやeBayは最初にチェックすべき漁場ではなくなっている。その原因の一端はeBay自身にあると言ってもいい。オンラインで商品を売る準プロ階級の育成に成功し過ぎた結果、本当に安い(プロの常識では考えられない)バーゲンアイテムがeBayでは見つかりにくくなってしまったのだ。 そのためオンラインのショッピング客は他を探しに出払っている…。

失った勢いを取り戻すためにeBayにできることは何だろう? ご意見のある方は是非コメントで。


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(翻訳:satomi)