ディズニー・モバイルが日本で好調な理由(アメリカで失敗後)

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ディズニーが米国内で携帯事業分野に参入したのは2006年6月まで遡るが、昨年末には3Gネットワーク普及の遅れを主な理由に挙げ撤退した。

そして今年3月、ディズニーは2度目の正直で再度参入を試みたが、今度はアメリカではなく、ディズニーが何十年も前から超人気ブランドとして定着している日本に場所を移して行った。ウォルト・ディズニー・ジャパンが提携相手に選んだのは、国内通信コングロマリットのソフトバンク。両社共同で音声とデータの両サービスを提供する国内初のMVNO(mobile virtual network operator、仮想移動体通信事業者)事業を立ち上げた。

日本ではディズニーはOEM風の戦略を追求し、戦略的に役割分担を図った。バックエンドの運用(配信、価格プラン、営業、決済など)は提携先に任せ、自分たちはコンテンツ、デザインのノウハウ、ブランドバリューを提携事業に採用する部分に重点的に力を注いだ。

日本国内のカスタマーはソフトバンクストア全2000店舗でディズニー・モバイルに利用登録し、ディズニーの各種キャラクターをあしらった共同デザインの携帯も購入できる。サブスクライバー(定期購読利用者)はディズニーのアニメ、ゲーム、着メロをダウンロードしたり、携帯の専用ボタンを押して会員専用のディズニーWebサイトにジャンプしたり、「@disney.ne.jp」の携帯メールアドレスも使える。 あと、この国ならではの特性に合わせ順応させたもう一つのポイントが、メインのターゲット顧客。これが日本では子どもではなく、20代から30代の女性なのだ。

今までのところ、こうした戦略転換は順調に結果を出しているみたいだ。例えばディズニー・モバイルはつい最近も、モバゲータウンとMixi Mobile日本最大のSNSの携帯対応版)というモバイル大手2社と提携を結んだ。今は両サイトともディズニーキャラクターを掲載している。

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(翻訳:satomi)