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有利な証拠以外公開してはいけない

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ソーシャルネットワークのNingと、人気のウィジェット会社WidgetLaboratoryとの間のドラマについて、詳しくご存じない方はここで背景を読んでいただきたい。金曜日(8/22)、Ningが突然、WidgetLaboratoryからNingへのアクセスを遮断し、ウィジェットをすべて消滅させてしまったという。

WidgetLaboratoryは、自分たちは何も間違ったことをしておらず、差し止めが「何の事前通知もなく」行われ、「[Ningが]競争阻害のみを目的にWidegtLaboratoryを排除することにしたようだ」と非難の声をあげた。Ningはこれに対して「長年のポリシーに従い、サードパーティーのウィジェットやアプリケーションならびに利用規約違反の詳細について公開の場で語ることはしない」と口をつぐんだ。

NingはWidgetLaboratoryを差し止めた理由について依然として語っていないが、それでも、一部始終は明らかになってくる。WidgetLaboratoryが、本件を裏付けるものとして、二社間でやりとりされたメールの数々を公開したのだ(メールが削除されたときに備えて、われわれがここにコピーを取っておいた) 。ところがメールには正反対のことが書かれていた。Ningは、WLがユーザーの認証情報を収集しようとするなどNingのネットワークを混乱に陥れている事実を懸念していた。NingがWLに対して不快感を持っていたことは明らかで、問題が解決されなければWLをプラットホームから追放すると明言していた。

8月2日(2週間以上前)のWLへのメールに、CEO Gina Bianchiniがこう書いている。「弊社の唯一の目的は、貴社製品が動作することによってネットワークの速度が低下したり、Ningプラットホームをダウンさせるような行為がないように製品を作成していただくことです。いずれの行為によっても、弊社がWidgetLaboratory製品を停止せざるを得ない結果となり、これは弊社にとって第一選択ではありません。弊社とはすでに8か月間仕事をさせていただいており、ご理解いただけることと存じます。」

8月7日にWLに送った別メールにBianchiniが書いている。「貴社がWidgetLaboratoryの他のネットワーククリエーターのユーザー名、パスワード、暗証番号を要求している、ということに関して、昨晩の会話以外に証拠が見つかった場合は、誠に遺憾ながら貴社のネットワークとウィジェットを停止させていただきます。弊社といたしましては、貴社とさらに密におつきあいできることを願っておりますが、そのためには、あらゆるサービスを利用規約の範囲内で行っていただく必要があります。」

一連のメールからは、WLの感情的な暴言のあとにNingの筋の通った返信が続くというパターンが見てとれる。正直なところ、私がNingだったらとうの昔に個人情報の収集だけを理由に排除していただろう。

WidgetLaboratory自らの証拠が示すところによると、同社は、当初排除に関して伝える中で同情を買わんがために明白な嘘をつき、この事態を利用して世間からさらに注目をを集めようとしたことになる。間の抜けた連中だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)