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XIHA Life―マルチリンガルのためのSNS

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「世界で最初の本当に多言語なSNS」と名乗るXIHA Lifeがアメリカでローンチした。このサイトはFacebookのような単一言語のSNSに不自由な思いをしているバイリンガル、マルチリンガルなユーザー向けに開設された。(Facebook始め多くのSNSは複数の言語をサポートするようになってきたが、それでも一時に利用できるのは1つの言語だけだ)。

ただし、このサイトは世界のユーザーに向けて開かれているものの、言語の障壁を取除いてくれるわけではない。このサイトには翻訳機能はない。ユーザーは自分の知っている(利用を希望する)言語をサイトに登録する。するとサイトはユーザーが理解できる言語で投稿されたメッセージだけを表示する。私がテストしてみたところでは、ユーザーが利用言語を指定するというこのシステムはうまく機能するようだ。英語とスペイン語を登録してみたが、私が理解できない言語によるメッセージはほとんど目にしなかった。

Xiha LifeにはMySpace風の機能がいくつも用意されている。(専用の音楽サイトなど。これは今日ローンチした)。しかし 会長兼CTOのJaniPenttinenは「XIHAは既存のサイトの代替物ではなく、バンドとユーザーが交流する新しいコミュニケーション・チャンネルづくりを目指す試みだ」と述べている。

XIHAは現在月間50万のユーザーを世界で集めている。(大手SNSの数字に比べれば極小だ)。しかし現在の大手SNSに取り残されている非常に大きなニッチ市場をターゲットにしている。Penttinenによれば、アメリカだけで3700万人の多言語使用者がいるという。もちろん世界ではその何倍もいるだろう。

XIHAか次のFacebookやMySpaceになることはありそうにない。複数の言語でコミュニケーションしたいユーザーは大勢いるだろうが、そういう彼らでも、大半は既存のSNSで満足しており、わざわざXIHAに乗り換える手間はかけないだろう。しかしいくつかの国の友達と同時にコミュニケーションを図りたいユーザー(あるいは外国語の能力を磨きたいユーザー)をターゲットにしたニッチ・サービスとしてはなかなか有望そうだ。

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(翻訳:Namekawa, U)