調査結果:ブログはオバマ好き、ニュースサイトはマケイン好き。しかし、マケインがネガティブ戦略で追撃。

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ウェブにメッセージを流すのがうまいのは誰だ。ジョン・マケインかバラク・オバマか。世間一般の認識はオバマ。オバマのウェブでの行動は始動して以来好調だ。そしてブログやソーシャルネットワークに関して言えば、依然として世間の認識が正しい。しかし、今日(米国時間8/26)公開されたAttributorの最新調査によると、実際にはマケインが主要ニュースサイトではリードを保ち、ブログでも追い付きつつある。マケインと支持者によるオバマ攻撃が強まってからは特に顕著だ。

Attributorは、両候補者のキャンペーンサイト、www.johnmccain.comおよびwww.barackobama.comから公式スピーチと意見書を取り込み、その中のことばがウェブ上の250億ページ中に再登場するかどうかを探した。概してオバマのメッセージは、全体的に高い共感を得ているがその差はわずかだ。Attributorの推計によると、オバマのメッセージを取り上げたウェブサイトは過去2週間で3800万ページビューを獲得しており、一方マケインのメッセージを取り上げたウェブサイトは3600万ページビューだった。これはマケインが10%急上昇した結果だ。

一般のブログではオバマが2対1で優勢だが、従来型のニュースサイトでは反対の結果がでている。マケインのスピーチと意見書は、従来型ニュースサイトにオバマよりも80%多く出現している。また、主要テレビネットワーク(ABC、CBS、NBC、Fox)のサイトでも、マケインが3対1で優勢だ。(この割合は今週の民主党全国大会で低下するはずだ)

マケインの急上昇の背後にあるものは何か。要素のひとつは、例えばパリス・ヒルトンの広告やJohn Corsi制作の広報書などに関するオバマに対する攻撃だ。この2週間、オバマの姿勢に対する攻撃はマケインに対するものの2倍に及び、8月に入って以来オバマへの攻撃が280万回あったのに対して、マケインへの攻撃は110万回だった。(Attributorの技術は、ネガティブな表現とポジティブな表現の識別が可能)。そして、こうした攻撃を取り上げているのは従来型のニュースメディアに留まらない。ブロガーも好んでいる。攻撃が増えるとブログもマケインの立場に言及して追随する。先週、350人の新しいブロガーがマケインの見解について書いており、マケインは新ブログへの登場で初めてオバマ(新ブロガーが250人)を抜いた。ネガティブ戦略は使える。

データをさらに詳しく見ると別の結論が明らかになってくる。オバマはマケインより優れたスピーチライターを抱えている。ウェブ全体にみられるオバマへの言及の2/3が、同氏の課題リストでも意見書でもなく、スピーチから来ている。マケインは、取り上げられたメッセージの55%が意見書からだ。

両候補者の、この2週間に最も共感を得た話題は経済で、オバマにとって争点がイラクに取って代ったのは初めてのこと。各候補者で最も人気のあったスピーチは、マケインのエネルギー安全保障に関するスピーチとオバマのベルリンでのスピーチ(バイラルに広がり200万回視聴されたと推定される)だった。

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(翻訳:Nob Takahashi)