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名刺とはきっぱり手を切る必要がある

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名刺は消えるべきである。みんなわかっていることだ。面倒くさくてなくしやすいしパソコンのアドレス帳に入力しない限りほとんど役に立たない(森林破壊でもある)。携帯電話市場が名刺の窮地を救ってくれるはずだったのに、連絡先データの標準フォーマットに従うこともなく、端末メーカーは独自のソリューションを提供するか何もしないかだ。

FriendBookはTapulousのiPhoneアプリケーション。答えを持っているかもしれないと思われた。このアプリは物理的な「ハンドシェイク[握手]」を使って情報を交換する。iPhoneを2台並べて握手すればよい。iPhoneでしか使えないとはいえ、他の電話機の似たようなアプリの先べんを付けるはずだった。しかし、昨日(米国時間8/27)Friendbookは、開発リーダー(Tapulousの共同ファウンダーでもある)のMike Leeが退職したことによって、危機にさらされている。もう希望はないのだろうか。

rmbrME(”remember me”)のCEO Gabe Zichermannは、自分のスタートアップが答えを持っていると考えている。このサービスは一般のSMSまたはウェブアプリを使って、連絡先情報の転送を起動するので、ほぼどんな電話機でも利用できる。rmbrMEは当初昨年の春に有償モデルで開始された(新しく連絡先を追加するたびに50セント支払う必要があった)。しかし、このモデルへの反応が悪いことがすぐにわかったため、rmbrMEは現在無料で、ただし将来はプレミアムサービスを用意する計画だ。

rmbrMEを使い始める前に、自分の標準的な連絡先情報とさまざまなソーシャルネットワーク上の自分宛のリンクを含めたプロフィールを設定する。新しく連絡先に入れる人と会ったら、相手のメールアドレスまたは電話番号をrmbrME指定の短縮番号宛にテキストメッセージで送る。するとrmbrMEがSMSまたはEメールで、その新しい連絡先に対してユーザの詳細情報へのリンクを送り、自分のプロフィールを作ってもらってこちらで受け取れるように依頼する。

Zichermannによると、このプロセスを開始するのには3秒もかからないという。連絡先のメールアドレスをrmbrMEに送りさえすれば、残りは後でもできる。とはいいながらも、ユーザーはアカウントを作り、サイトにログオンして、そこから連絡先情報をダウンロードしなければならない。重要な連絡先のためならいくつか手順に従ってもいいと思うだろうが、このプロセスは複雑すぎる。一度に多くの人と会ったときはなおさらだ。rmbrMEは、旧態依然の名刺よりは一段進歩しているが、現時点では究極の答えにはなっていない。

それでは答えは何だろう。端末メーカーは、端末間で電波を通じて近接度に基づいて交換する方式を統一する必要がある。電話機をサッと取り出し、近くにいる知り合いを検知したら承認ボタンを押す。Palmは10年前からこれをやっているが (ただし形式は独自)、メールのやりとりや、代替案については未だに手探り状態だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)