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Cake Financialがソーシャル株価指数「Cakedex」創設、S&P 500に勝てる?

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socialmedian、最初のメジャー・バージョンアップ

TechCrunch40でサービス開始からちょうど1年を迎える今日(米国時間9/4)、Cake Financialが装いも新たに新機能満載のデザインにサイトを衣替えした。

一番の注目は、このソーシャル投資サイトで成績トップの投資家たちが選んだトップ100銘柄をベースに創設した「Cakedex」という新株価指数。過去5年半で見るとCakedexの方がS&P 500、ダウ、ナスダックより好成績だが、この90日間は主要株価指数の成績を下回っている。来年はみんな実際に投資できるよう、同社ではこのCakedexをベースに上場投資信託(ETF)も始める予定だ。Cakeでトップの投資家たちは市場の成績を打ち負かすことができるんだろうか?

実言うとCakedexはもう5月に始まっていたのだが、1周年の節目に合わせて新デザインに組み込まれる運びとなった。Cakeではメンバーが現実に取引きを行っている証券取引口座のパフォーマンスをサイトで追跡し、その情報をお互い見せ合うことができる。Cakeに連動できる証券取引サービスは最初1ダースかそこらだったが、それも今や60種に増え、現在までに100万件にのぼる取引きを追跡している。

Cakedex以外の新機能を並べておこう。:

Cake Take: Cake会員が行うリアルタイムの株売買に応じた株式評価付けシステム。1日数回更新。Cakeで追跡する対象は株式、ミューチュアル・ファンド(米国のオープン型投資信託)、ETF(前出)の計2033種(対するSchwabは3069種、Morningstarは4074種)。

Cake Scout: 株式推奨システム。協働フィルタリングを通し、自分と似た投資銘柄、リスク実績を持つ他のCake会員の売買を表示する。レコメンデーションには上記Cake Takeの株式評価も盛り込まれている。

このようにソーシャルな推奨機能を補強したことで、Cakeはますます投資版のLast.fmに近いものになった。が、Cakeにはさらに番付けの要素が加わっているので、フォローする価値のあるメンバーがどの人かも見分けがつくようになっている。これに似たランキングシステムを採用したソーシャル投資分野のスタートアップには同社以外にCovestorVestopiaもあるし、こうしたスタートアップ各社が掻き集めたソーシャル投資情報に基づいた金融商品づくりの競争も、もう始まっている。

Cake Financial社CEOのSteve Carpenterによると、Cakeには現在“数万人のメンバー”がおり、合計で$1B(10億ドル)相当の資産運用を追跡しているそうだ。このうちCakedexが算定基準にしているのは全会員のうちトップ10%の持ち銘柄だけである。 Cakedexで一番人気の上位10は以下の通り。:

Apple
Visa
Google
Berkshire Hathaway
Oracle
Amazon
Washington Mutual
Intel
Research In Motion
General Electric

Cakedexに出る以外の投資で、Cakeトップ10%の投資家はどれだけの成績を収めているんだろう? Cakeメンバーの投資平均は過去12ヶ月で9.84%落ちている。が、トップ10%の平均は7.41%上がっている。年度累計[YTD]でも-12.39% 対 -5.59%でトップ集団の方が減少幅は少ない。悪くない数字だ。 きっとこの大衆には英知があるんだろう。以下の表も、参考までにどうぞ。:


会員平均(左)とトップ10%会員平均(右)の比較: (上から)1年分の配当、3年分の配当[年換算]、5年分の配当[年換算]、年度累計[YTD]、平均銘柄保有数、平均投資規模、1年当たりの取引量


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(翻訳:satomi)