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Academia.eduは研究者のためのGeni

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コラボレーションはいつの時代にも科学の重要な要素の一つだ。手書きの手紙やエッセイから始まり、ScienceNatureのような専門誌に至るまで、科学者たちはお互いの能力に頼りながら理論の試験や新理論の開拓を行ってきた。このように科学は本質的にソーシャルな性格を持っているのだから、オンラインの学者研究者のための自然発生的な出会いの場が未だにWeb上にないことは、意外である。

今日(米国時間9/16)公開立ち上げを行ったイギリスのスタートアップ、Academia.eduは、この役割を狙っている。

一見するとこのサイトは、家系図のサイトGeniにとてもよく似ている。Geniは、家系をベースに、人と人との関係を視覚的に表現するサイトだ。一方Academiaでは、教授や博士課程終了者、大学卒業者などが学部別と師事教授別および研究分野別に表示される。将来このサイトは、過去の研究プロジェクトで共働したメンバーとそれらの人びとの関係も系図的に表す予定だ。

このような図はときどき役に立つ程度だが、Academia.eduの本当の魅力はニューズフィードだ。これによってユーザは、自分の研究分野の最新の出来事を知ることができる。ニューズのアイテムは、最近発表された論文、学会、研究プロジェクトの動向などだ。ユーザは自分の学問的背景や現在のプロジェクトを書いたプロフィールを作り、また今後自分が書いた雑誌記事やその概要を出版権などが許せばアップロードできる。サイトのコンテンツはすべて学問指向なので、ここは科学者たちが社交する場ではない。

サイトに新メンバーが加入するときは、学部と専攻分野(例:コンピュータ科学と検索エンジンのアルゴリズム)を明記しなければならない。その後は、このユーザが提出するすべての活動内容が、その専攻分野のフィードに加えられる。ユーザは、Twitterの”Follow”のようなシステムを使って特定のメンバーを指定することもできる。

Academiaの成功の鍵は、その専門性の高いネットワークを軸として役に立つニューズフィードを構築する能力にある。多くの教授たちは、自分の専門分野に関連した出版物や公開情報のすべてに目を通す時間がないから、このニューズフィードがよくできていたら、とても助かるだろう。各研究分野の人間関係(師弟関係や協力関係)を表す図も悪くないが、でもそれは毎日見るものではない。

この方面でのスタートアップには、ほかにLab Meetingがある。ここは、科学者のためのSNSを志向している。

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(翻訳:hiwa)