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Facebook Connect、本番で利用開始―Beaconは完全に死亡か?

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FacebookのログインIDがFacebook以外のあちこちのサイトで使えるようになる。デベロッパーはこの5月からFacebook Connectの採用に向けて努力してきたが、いよいよ提携サイトが本番運用を開始する準備が整った。CBSのセレブ・ゴシップ・サイト、TheInsiderがどうやら1番乗りになるようだ。FacebookのIDがあれば誰でもログインでき、コメントを投稿したり、評価を投票したり、Facebookフィードに反応が配信されたりするようになる。

CBSはTheInsiderでFacebook Connectをテストしており、ユーザーの反応が良ければ、他のCBS.comのサイトやCNetのサイトにも拡張する計画だ。来週はCBS傘下以外のさまざまなサイトでもテストが始まるもよう。

さらに重要なのは、Facebook ConnectがCBSその他のサービスでFacebook Beaconを代替することになるのではないかという点だ。ご承知のとおり、Beaconというのは広告をベースにしたプラットフォームで、プライバシー問題でさんざんな評判をとってきた。このため一部の提携先はこんなものに関わらなければよかったと思う羽目にあった(しかしずるずる参加を続けている企業も多い)。FacebookのメンバーがBeaconの提携先サイトを訪問すると、レビューや格付けを投稿したり、レシピを保存したりでき、そういった活動の結果がFacebookのフィードとして配信される。

深刻なプライバシー上の欠陥は修正されたものの、Beaconは順調に離陸したとはいえない状態だ。これに対してFacebook Connectはプライバシーに関してずっと優れたモデルだといえる。ユーザーがプログラムに参加する意思は明瞭に確認されるし、自分が普段使っているFacebookのユーザー名とパスワードがそのまま使えるところも便利だ。さらにユーザーのFacebookでのプライバシー設定がそのまま他のFacebook Connectサイトでも引き継がれる。デベロッパーにとってみると、 Beaconではユーザーの活動が単にFacebookのフィードとして配信されるだけだったのが、Facebook Connectではずっと多様な利用方法が提供される。グループやイベント、写真、ステータス・メッセージなど、メンバーのさまざまなFacebookでの情報が自サイト上で利用できる。Facebookのユーザーが提携サイトでFacebookの(あるいは提携サイトの)情報をアップデートすると、すべてのサイトでその内容が同期して更新される。

それでBeaconは? Facebookの広報担当によると―

FacebookではBeaconプログラムへの新たな参加の受け付けは停止しています。ただし、およそ30のサイトが現在も希望によりBeaonサービスの利用を続けています。

Beaconはまだ死んではいないが、もうすぐそういうことになるようだ。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)