mp3tunes
mp3.com
bluetunes

おいおいBlueTunes, それはヤバイんじゃないの

次の記事

Steve BallmerシリコンバレーでMicrosoftの未来を語る

これを書きながらBest Of David Bowieを聞いてる。でもそれはMySpace Musicからの無料のストリーミングではない。自分が持ってるアルバムをBlueTunesという新しい音楽サイトにアップロードしたんだ。今日((米国時間9/26)ロンチするこのサービスは、ユーザが自分の音楽をアップロードしてそれを再生するという方式で、音楽のストリーミングの料金をなしにする。

これがそんなに耳新しくないのは、ユーザが自分の音楽をネットにアップロードしてそれをどこにいても聞けるという方式は、これが初めてではないからだ。Michael RobertsonのMP3.comが2000年にやって、すぐに著作権侵犯で告訴された。そして敗訴し、サービスをシャットダウン、2億ドルを払わされた。

Robertsonは2005年にカムバックし、テイクツーとしてMP3Tunesというサービスを立ち上げた。EMIはMP3Tunesも告訴したが、今度は法廷に良い風が吹かなかった

MP3.comが敗訴した理由は、ユーザが実際には曲をアップロードしていなかったからだ。ただ自分のドライブにCDを入れて、自分が所有している(あるいは数分だけ所有している)ことを証明した。それらの曲をすでにサーバ上に持っているMP3.comは、ユーザにオンラインでその曲にアクセスさせる。すごいアイデアだが、しかし法廷はだめだと言った。

対照的にMP3Tunesは、オンラインで聞きたい曲を実際にアップロードさせる。2005年にこのサービスを試してみたが、度重なるクラッシュでギブアップした。でもほかの人たちは、ちゃんと使えるよと言った。とはいえ、録音されているほとんどどんな曲でも、MySpace Music、Last.fm、iMeemなどで合法的かつ無料で聞ける時代に、苦労して曲をアップロードするのは時間の無駄のようだ。

BlueTunesはMP3.comのやり方だ。“従来に比べるととても短い時間で曲をアップロードできる次世代アップローダー(特許申請中)”だそうだ。しかしこのアップロードの楽屋裏の秘密は、すでに誰かがその曲をアップロードしていたら、あなたはしなくていいよ、というもの。CEOのNick Alexanderがこんなメールをくれた:

現時点では、私たちと競合他社とを差別化する特徴のひとつは、アップローダーの技術です。ユーザがファイルをアップロードすると、そのファイルをスキャンして、うちのサーバにすでにあるか調べます。あれば、わざわざアップロードする必要はありません。したがって、うちの音楽コレクションが成長するに伴い、数ギガバイトの音楽をアップロードするのに、たぶん数秒か数分しかかからなくなるでしょう。ファイルをスキャンするために使っている技術は、目下特許申請中です

それはMP3.comに似すぎているし、レコード会社はすでに経験済みだ。

BlueTunesは120万ドルのエンジェル資金を調達したと言っている。私はこのスタートアップの今後が心配だ。インターネットの上にいくらでもある機能(音楽のストリーミング)と同じものを提供して、ユーザに“アップロード”という時間的な負担を要請し、しかもRIAAが訴えることは100%確実だ。そうなったら、120万ドルではとても足りないぞ。

[原文へ]
(翻訳:hiwa)