[IT] Nokia、Comes With Music搭載5800を発表:iTunesではないiTunesへのチャレンジ

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NokiaはSony BMG、Warner Music Group、EMI、およびUniversal Music Groupと組んでメディアダウンロードサービスを提供するComes With Musicを先月アナウンスした。

Comes With Musicでは現在Nokia Music Storeの500万曲が利用可能で、簡単に音楽をダウンロードするためのMusic PCクライアントも発表している。CDをこのアプリケーションにドラッグするだけでリッピングすることもできる。しかしわざわざリッピングするまでもなく、Comes With Musicでは携帯電話を購入した最初の一年間は無制限に携帯を使ってダウンロードすることができ(但しComes With Music対応端末を持っている場合の話)、一年間の期間が過ぎてもダウンロードした音楽が聴けなくなることはない。無制限ダウンロードの契約期間は12ヵ月から18ヵ月で、新規購入した電話機に付いてくるコードを入力するとサービスの利用を開始することができる。

このComes With Musicは、携帯電話機の低-中位マーケットに主眼を置いていた同社としては大きな方針転換となる。XpressMusicは、携帯電話で音楽を聴きたいと考える層を強く意識したNokia初の「メディア電話」という位置付けのもの。従来の製品ラインはキャンディバータイプやスライド形式の製品ラインで市場を拡大し、またハイエンド向けにはSymbian S60を提供していた。

Nokiaの音楽戦略はMySpaceimeemの、ちょっと利用する分には無料だが、最終的にはいろいろとお金のかかってくる、「魅力を示せば利用者は料金を支払う」というような方針に則ったものだ。Erickが言うように、一曲をストリーミングで提供する毎に9セントを支払い、関連グッズの売上げでその分を取り戻そうとしている。これはラジオにおけるビジネスモデルとほぼ同じものだ。Nokiaは、いったん契約が途切れた際に利用者が継続してくれないリスクを抱えている。しかし種を蒔くこと(すなわちNokiaの音楽ダウンロードサービスのこと)は重要な第一歩だ。Nokiaは長らく参入しなかった分野に進出するために、Comes With Musicを用意した。Oviなどの新サービスでウェブサービスへの参入(これは良い方針だ)を果たしたが、音楽や動画は得意分野ではない。但し電話機自体は良いものだし魅力的なもので、十分考慮に値するものになっている。

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(翻訳:Maeda, H)