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Yamli、ウェブのアラビア語FEPをローンチ

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昨年設立されたマサチューセッツのスタートアップ、Yamliによると、アラビア語話者の60%はアラビア文字キーボードの使用を嫌っているそうだ。CEOのHabib Haddadは「アラビア語話者の多くは職場や学校でどのみちラテン文字のキーボードを使わねばならない。だからそれと別にアラビア語のキーボードを使うというのは実用的でない。(しかも多くのユーザーがアラビア語キーボードは打ちにくいと感じている)」と説明する。そこでアラビア語を入力しなければならない場合、ネットユーザーの多くはアラビア文字をラテン文字で発音によって入力しようとしている。しかし、Haddadによると、これも英語にない発音が入力しにくいなど使い勝手が悪かったという。

そこでYamliがこの問題に解決策を提出している。ユーザーが専用の入力ボックスにアラビア語を発音に従ってラテン文字で入力すると、それに対応するアラビア語の単語の候補が表示される。これでユーザーはラテン文字のキーボードを利用しながら、正しいアラビア文字の入力ができる。アラビア語には主要な方言だけで22もあるので、Yamliは多数の異なった発音に対応している。Haddadによると、ほぼ95%の精度が確保できたという。

Yamliは2007年にGoogle用のアラビア語フロントエンドを発表2008年3月にはそのAPIをリリースしている。このシステムは最近、大手アラビア語ポータルサイトのMaktoob (Haddadによるとアラビア語のYahooのような存在)に組み込まれている。Haddadは将来このテクノロジーを携帯のような他のプラットフォームにも拡張する計画だと語った。現在Yamliの社員は2人の共同ファウンダーのみ。

YamliはGoogleその他アラブ諸国でのマーケット開発を計画している大手企業による買収のかっこうのターゲットだろう。Haddadによるとアラブ圏ではこういった開発のスピードは比較的遅いという。

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(翻訳:Namekawa, U)