Microsoftの怒りっぽい王子がまた攻撃してきた

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Microsoftの従業員で、前ナイジェリア大統領の息子であるDare Obasanjoは、反論されるのが嫌いだ。私がそのことを知ったのは、2007年にMicrosoftがOpen Office標準に関わるWikipediaの項目を編集するためにブロガーを雇ったことを、やんわりと批判する記事をわれわれが書いたのに対して、ObasanjoがWikipediaのTechCrunchページを荒らしたときのことだった。彼の行動は、個人としてもMicrosoftの一員としても常軌を逸していた。

今日(米国時間10/12)この男は、TechCrunchが「ゴミをまき散らしている」としてわれわれを糾弾 している。先週の市場崩壊に関して、われわれがYahooGoogleの株価下落とSeesmicのレイオフの歴史を綴った(先週100本以上あった記事の中の)三つの事例を指摘してのことだ。他の多くのブログが尻馬に乗って、否定的な記事をやめるよう呼びかけている(書いている連中は、もちろん誰も先週のTechCrunchを読んでいない)。

「こういう時勢に、人気ブログとマスメディアが絶望や他人の不幸を喜ぶ気持ちを広めることだけは、やってはいけない」 とのこと。

われわれの仕事は、何が何でもスタートアップたちのチアリーダーを務めることではない。ニュースが起きればそれを伝え、われわれが適切だと思う意見を付け加えるのがわれわれの仕事だ。だから陰々滅々たることしか記事にしなかったとしても、批判するには当たらない。

しかし実際先週のわれわれは結構明るく、新しいスタートアップや製品を何十と紹介したし、できる限り前向きなことに注目し、市場で今起きていることに関してベンチャーキャピタリストを責め立てることから、群衆の目をそらしてきたつもりだ。

要するに、われわれの記事のトーンは変わっていない。

だったら何が起きたのか。ご推察のとおりだ。われわれは、ObasanjoがTechCrunchITに関して言ったことに対して、あえて反論したところ、彼はすぐにこれを個人攻撃だとみなした。数日後、バラ色とは言えない記事を3本見つけると、彼は今の市場の狂乱の責任の一端がTechCrunchにあると示唆する巧妙な言いがかりをつけた。

実際Obasanjoの書き込みは、表面上、何があってもポジティブでいるよう呼びかけているようにみえるが、本当のところは、市場の問題の責任を(この場合)TechCrunchになすりつけるよう群衆を駆り立てる巧妙なやり方にすぎない。

これは誰が言ったとしても許されることではないが、高名なMicrosoftブロガーともなればなおさらだ。これで、われわれが異論を唱えたのに対して、MicrosoftがObasanjoを通じて攻撃してきたのは2度目になる。私の知る限り、従業員をかみつき犬に仕立てて反対意見を潰そうとしている大企業は他にない。そろそろMicrosoftがこの無意味な行動をやめるときが来たようだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)