確定:マイクロソフトがMSN Groupsを閉鎖。Multiplyに譲渡

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われわれは、Microsoftが同社のMSN Groupsの資産を、ソーシャルネットワークのMultiplyに譲渡するという情報を確認した。MicrosoftはWindows Live Groupsという新サービスの公開を11月に予定しており、自社との競合を避けたいようだ。奇妙なことにMicrosoftは、両サービス間でグループを移行できるようにはせず、代わりにユーザーがMultiplyにグループを持っていくための移行ツールを提供する予定だ。Multiplyは自称現在世界第8位のソーシャルネットワーク。

この噂はもともと、MSNディスカッションニュースグループに一連の書き込みがあった後、今日報じられたもので、その後ブログ記事を通じてMultiply、Microsoftの両社が認めている。

Microsoftによる閉鎖についての説明がこれだ。

この状況で当然の疑問は、なぜわれわれがMSNグループを閉鎖するのかということでしょう。現在ある限りの最新でユーザーフレンドリーな技術を顧客に提供することが、われわれのゴールです。当社の各種サービスを更新し、Windows Liveと調整するための総合的な取り組みの一環として、MSN Groupsサービスの閉鎖という困難な決断を下しました。長い目で見て、大切に思う人と繋がるための革新的かつ最善のサービスを、当社が提供し続けるためには、このサービスを止めることが最良の方法だと確信しています。みなさんにMSN Groupsで作ったデータを持ち続けていただくことは非常に重要であると考えているので、Multiplyと提携することによって、MSN Groupsが閉鎖した後もグループを使い続けられるようにしました。

Microsoftの記事には、2009年2月21日までの間にユーザーはグループをMultiplyに移行することができ、それ以降サイトが閉鎖される旨も書かれている。

どうにも奇妙な感じだ。どうしてMicrosoftは、(先細りではあるがかなりの規模の)ユーザー集団を、何の関係もないソーシャルネットワークに引き渡したりするのか。ユーザーを放置しなかったのは結構なことだが、MSN Groupsの新規登録だけを中止して、既存ユーザーにはそのまま使わせてもよかったのではないだろうか。Microsoftは誠意を見せるポーズをとっているが、移行など面倒だと思ったユーザーが、新しいLiveサービスが始まったらサインアップすることを望んでいるという可能性が高い。

Microsoftの意向がどうあれ、Multiplyはこの契約で何百万人という新規ユーザーを得て、喜んでいるに違いない(正確な人数はMicrosoftに確認中)。

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(翻訳:Nob Takahashi)