Chess With FriendもiPhoneの「ネットワーク効果」を最大化するプッシュ機能の実現を待ち望んでいる

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数日でApp Storeからダウンロードできるようになる予定(アップルの承認手続きが遅れていた)のChess With Friendsに触ってみた。App Storeには既にいくつものチェスゲームがあるが、ほとんどは決着がつくまでプレイせねばならず、あるいは対面してプレイするのではなく電子メールを使ってプレイするようになっている。Chess With Friendsではターンに基づく非同期セッションを使ってコンタクトリストにある人々とプレイすることができる。これはiPhoneの「ネットワーク効果」を一層活用するもので、多くの人に受け入れられることになるだろう。

チェスは非常にポピュラーなゲームだが、たいていの人はプレイするのに必要な数時間を捻出できないし、また時間の空いている対戦相手を見つけるのも非常に難しい。Chess With Friendでは空き時間に一手だけ動かして、相手もまた数時間ないし数日後に駒を動かせるようにして、時間の問題を解決した。一度に複数の対戦を行うことも可能になっている(対戦中のものはスクロールリストに表示される)。これは、やはりターン制を採用して同時に複数の対戦を行い、好きなときにプレイすることができるようにしていた非常にポピュラーなFacebookアプリケーションのScrabulous(現在はLexulousという名前になっている)と同様の方式だ。

このゲームで残念なのは、自分の着手番がやってきたことを知る簡単な方法が現在のところ存在しないことだ。定期的にアプリケーションを開いてみなければならない。Appleが予定通り9月までにバックグラウンドで動作するPush Notificationシステムを実装すればこの問題も解決する。しかしAppleは予定日を公表せず、機能についても明言を避けている。MobileMeでの大失敗があったので、Appleはネット関連でこれ以上の失敗を犯したくないと考えているだろう。しかしプッシュ機能が未実装なのは、ネットワークゲームやソーシャルネットワーク面で大きなハンディキャップとなっている。



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(翻訳:Maeda, H)