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Cookstrで、有名シェフのレシピを検索できる

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世界中の誰でもが、たとえ最悪の不況下にあっても必要とし続けるもの、それは食料。そして、ホームクッキングのためのすばらしいレシピがいくらでもある一方で、Cookstrは、今晩ニューヨークで行われるプレスイベントでウェブサイトを公開する。このサイトは世間に掃いて捨てるほどあるユーザー生成コンテンツサイトとは異なるアプローチを取っている。トップシェフとクックブック著者だけによるサイトだ。

Cookstrは、総勢200名を超える有名シェフ、クックブック著者、バブリッシャーらと契約を結び、さまざまな分野にわたる上質のレシピをデータベースに寄稿してもらい、今も毎日(シェフ、レシピ共に)追加されている。寄稿者のリストはまさに壮観で、Mark Bittman、Jamie Oliver、Mario Batali、Nigella Lawson、Daniel Boulud、Jacques Pepin、Julia Child、Alice Watersをはじめとする名前が延々と並ぶ

数分前にオープンしたばかりのサイトには、優れたインターフェースとレシピやシェフの情報を見つけるための強力な検索エンジンが用意されており、メニューと「ヒントとテクニック」も近々作られる予定だ。最高のレシピを見つける方法はたくさんある。主材料、料理の国別、場面、作り方等々。また、検索を始めると、左サイドバーにわかりやすいフィルターが表示され、目的のレシピを見つけるために絞り込むことができる。

(CenterNetworksが、最近NY Tech Meetupで行われたCEOのWill Schwalbeによるデモを録画しているので興味のある方はどうぞ)

以上を除くと、このサイトには意識的に何も置かれていない。現在あるのは、レシピの印刷ボタンと、友人にレシピをメールする方法だけだ。間もなく、MyCookstrを作って、レシピ、メモ、買い物リストなどを保存できるようになる。コミュニティー機能も追加される予定だ。

ビジネスモデル? Cookstrは2009年初めから広告を導入する予定のほか、最近のNY Timesの同社に関する記事によると、同ウェブサイト経由のEコマースサイトで売れた書籍のアフィリエート収益も得るという。

Cookstrは、ファウンダー兼CEOで、2008年1月にHyperion Booksの編集責任者を辞任したWill Schwalbeが、完全な独自資本で立ち上げた会社であり、ニューヨークのインキュベーター、Tipping Point Partnersと共同で開発した。同社は、ウェブサービスを次のレベルに引き上げるための出資者を積極的に探しているところだが、自己資金で既にここまでやってきたことを踏まえれば、間違いなく出資者は見つかるだろう。

とは言いながらも、Cookstrには強力なライバルたちが待ち受けている。ハイエンドではないものの、多くの家庭料理人にとって十分な答えを出してくれる有名レシピデータベースが、FoodNetwork(Scribbs所有)、AllRecipesReader’s Digest所有)、Yahoo RecipesEpicuriousConde Nast所有)、Delish.com(Hearst Communications所有)をはじめ数多くある。ただし、オーディエンスがいないという意味ではない。comScoreが以前報じたところによると、料理サイト全体で9月に4560万人のユニークビジターを集めており、伸び率は米国内のインターネット成長率の2倍以上だという。

Cookstrは、サービスを海外にも拡張することを計画中だ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)