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この巧妙な新SEO広告サービスはグーグルにも容易に見破れまい(UPDATED)

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広告となるとグレイゾーンどこ吹く風の広告企業「MediaWhiz」(NY)が今日(米国時間11/19)、「InLinks」という(テキストリンク売買の)新サービスを始めた。

仕組みは極めて単純だ。―サイトを特定のキーワードに関連付けたい広告主は(テキストリンクのかたちで)広告を買うだけでOK。あとはパブリッシャーのサイトのコンテンツにそのキーワードが出るたび、広告主サイトへのリンクが追加となる。これはKonteraや、コンテンツ内リンクみたいなゴーストリンクではない。 ―(nofollowといった)属性の注記のない一人前のリンクであり、主にSEOのランク上げが目的の広告である。

コンテンツサイトには売れた広告1件につきいくらという月額固定料を支払う。もっと詳しい話を同社に取材しようとがんばってるところだが、詳細はここここに出ている。

Update: グーグルのマット・カッツ(Matt Cutts)からメールがきた。:

Googleはこれまでずっと、PageRankをパスする、このようなリンクを売る行為は当社の品質に関するガイドラインに違反するものだと、かなりはっきりと示してきた。他の検索エンジンも同様のことを述べている。米国連邦取引委員会(FTC)もこの問題に関しては曖昧なところのないガイダンスをPDFで公開している。

この中でFTCは、「自ブログや他サイトで製品を買うよう推薦・推奨する消費者は、『FTC Guides Concerning Use of Endorsements and Testimonials in Advertising(広告における推奨・証言の利用に関するFTC指針)』およびFTCの『クチコミマーケティングに関するガイダンス』が定めた制限内でこれを行うものとする」と述べ、「この問題に対処するためFTCではこれまで、ランキングなど検索結果表示が有料プレースメント機能かどうかを明快・簡明に開示すべきだと検索エンジンに勧告し、また同様に、有料でクチコミ・マーケティングを行う消費者もメッセージの受け手にその事実を開示すべきだと勧告してきた」と書いている。

ああ、ブログが米国内にないって? たぶんUKか? だったら http://www.opsi.gov.uk/si/si2008/uksi_20081277_en_5#pt11を読むこと。これは、不公平な売買慣行、特に「業者が宣伝料を払っていながらその事実をコンテンツ・画像・音声で消費者に明示せず、ある製品の宣伝にメディアの編集コンテンツを使う行為(広告編集=advertorial)」について書かれたものだ。

でも、UKじゃないって? 不公平な商慣行に関する指導内容の多くは全欧州共通だと思うけどね。例えば、「The Unfair Commercial Practices Directive(UCPD)」でも、受け手をミスリードするマーケティングやアグレッシブなマーケティングは禁じられている。

実際問題、ある商品の宣伝のため金を受け取ってリンク・PR・マーケティングを行いながら、その事実を開示しない行為は非常にリスクの高い行動だ。僕が思うに。

[原文へ]

(翻訳:satomi)