SearchMash
Google SearchWiki
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GoogleはなぜSearchMashを止めたのか?

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先週、Googleが新しく導入したSearchWikiは、検索結果にユーザーがコメントを付けたり投票したりできるシステムだが、嫌う 意見も多い。しかし、Googleにアカウントを登録しているユーザー全員に一気にこの投票・コメント機能を開放したのは大胆な動きであることは確かだ。

Googleが一部のユーザー相手に短期間テストを行っていたことは事実だが、全てのユーザーが検索結果に意見をマッシュアップできるようにしたのはやはり大きな変革だ。その一方で、一般の目がSearchWikiの導入とその意味に向けられているときに、Livelyに続いて、検索機能に関するサンドボックス〔実験室〕のSearchMashまで「恐竜の道を辿って」廃止されたのはいささか驚きだ。SearchMashはSearchWikiをテストするのにかっこうの場だったのだが。

SearchMashは、実験的な検索エンジンで、Googleはこれを使って新しいコンセプト、検索技術、インタフェースなどをテストしていた。社内で最初にスタートしたのは2006年10月、 そのちょうど1年後に一般公開された。一部のユーザーはGoogleの標準検索エンジンよりSearchMashの方を好んでいたし、われわれ自身も大いに興味をもっていただけに、閉鎖されたのは残念だ。

SearchMashは一般ユーザーを大規模に集めようとするものではなく、Googleが種々のメタ検索機能をテストする場だった。たとえば、検索機能(ウェブ、画像、ビデオ、Wikipediaの検索結果のマッシュアップ)、サードパーティーのサービスとの連携(外部リンク先のページをSnapでプレビューできるようにしていた)、ユーザー・インタフェース(同一ページ内で、いくらでもスクロールして検索結果がみられる)、テクノロジー(Ajax版、Flash/Flex版があった)などの実験が行われていた。

GoogleがSearchMashを利用してSearchWikiの機能をテストしようとせず、それどころかSearchWikiを全面導入すると同時にSearchMashを閉鎖してしまうとは、どこか根本的におかしい動きといわざるをえない。

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(翻訳:Namekawa, U)