やっぱりiPhoneはMac風でAndroidはPC風

次の記事

[CG]日本のロボット大集合:2008年ロボット大賞発表

Android G1を毎日使い始めて1ヵ月になる。但しiPhoneも使い続けている。両方を使っていると、iPhoneとMac、AndroidとPCの類似性を感じるようになってくる。

別段これが悪いというような話ではない。ただAndoroidがクラッシュしてしまう(何度もクラッシュする)のはなんとかして欲しい。まあ何度もと言っても始終クラッシュしてしまうわけではないが、フリーズはクラッシュ以上に発生していて、フリーズしていることに気付くのにしばらくかかってしまったりする。これはほんとうに始終発生するできごとだ。また、一度別のUSB充電器に繋いでしまったときは、致命的エラーの画面になって、白の危険通知表示が出てその横に携帯電話が横たわっていた(ぼやけた写真で申し訳ない。これはiPhoneで撮ったもの)。

いったい誰のせいでクラッシュが発生するのか。もちろん私のせいだ。ただiPhoneも同じような使い方をしているけれど、こちらはもっと安定している。Appleは各種デバイスについてはもちろん、その上で走るアプリケーションについてもすべての面のコントロールをしていて、それを考えれば当然ということなのかもしれない。公開されるアプリケーションについては、Android版もApple同様に事前審査を経なければならないが、Appleのものほどシビアなものではない。

これは最近とみに増えてきたアプリケーションストアに登録されているものを見るだけでもわかる。Android用アプリケーションをいろいろと見てみると、登録基準は非常に低いところに設定されているように思える。いくつかのアプリケーションの説明書きには次のような文言が記されていることがある。

インストールできない場合は、先に旧版をアンインストールしてください。原因については調査中。何かわかることがあれば教えてください。

Android用のアプリケーションの多くは未だ試験段階にあるという感じだ。これには良い面も悪い面もある。iPhoneの場合以上に質的には玉石混淆状態となり、使い道がないだけでなく動作するかどうかもわからないものが出てくる。Android用アプリケーションの世界は自由奔放な雰囲気が流れている。

尚、Androidの開発環境はiPhoneのもの(あるいは比較の必要があるのならPCのものも)よりオープンになっている。アプリケーションは、ほとんど自由に携帯に搭載されたパーツにアクセスすることができる。現在のところ、これによって混乱を招いている側面はあるが、いつかはこれによって素晴らしいアプリケーションが登場するかもしれないと期待することもできる。

このような状況はPCがホビイストのものだった時代を思い起こさせる。Googleの共同設立者であるSergey Brinも、Androidの発表イベントにてプログラマとしていじり回すことの楽しさを語っている。

最初に書いたアプリケーションは、携帯電話内蔵の加速時計を使って、投げ上げて地上にぶつかるまでの時間を計測するものでした。

このアプリケーションはありがたいことにAndroidのアプリケーションストアには登録されなかった。但しいくつかは登録され、しかもそれがなかなか面白いものだったりする。最近のものでお気に入りは以下のもの。

ParkMark—車をどこにとめたか記録しておいて、あとで見つけやすくする。
Orienteer—内蔵コンパスを利用して、仮想計器航行を試すことができる。
Translate—Google Translateを使ってフレーズをある言語から他の言語に訳すもの。
Pintail—携帯電話を落としてしまったときに、電話にメッセージを送信する。ときに戻ってくることもある。
JOYityGPSタグを使ったゲーム。
Punch-O-Meter—繰り出すパンチの速度を計測する。

携帯電話を巡る状況が、30年前のコンピュータを巡る状況に似ているとして、あなたの立ち位置は奈辺だろうか?

原文へ

(翻訳:Maeda, H)