YouTubeが世界のクラシック演奏家をカーネギーホールに招待する

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YouTubeが2005年に発足し、1年後に$1.65B(16億5000万ドル)でGoogleに買収されてからの発展はめざましいものがある。YouTubeは今日((米国時間12/2)、クラシック音楽のさまざまな組織・演奏家と共同でコンテストを行うYouTube Symphony Orchestraプロジェクトを発表した。これはすばらしいと思う。

今日から2009年1月28日まで、YouTubeは音楽家から2種類のビデオを募集する。一つはTan Dunがこのプロジェクトのために書いたオリジナル曲を自由に解釈した演奏。もう一つは演奏家の技術的、音楽的レベルを確認するためのデモビデオだ。ロンドン交響楽団、ベルリン・フィルハーモニック、サンフランシスコ交響楽団、ホンコン・フィルハーモニック、シドニー交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックを始め世界の有力オーケストラの専門家が一次予選を審査する。

YouTubeのユーザー・コミュニティーももちろん参加する。一次予選通過者に対して、2009年2月14日から2月22まで、ユーザーが投票を行う。

2009年4月にYouTubeはカーネギーホールで3日間にわたり「クラシック音楽サミット」を共催する。参加するのはYouTubeコンテストの最終予選通過者とクラシック音楽界のスターだ。サンフランシスコ交響楽団の音楽監督、Michael Tilson Thomasが指揮をする。

私が特に期待しているのは、イベントの後で公開されることになっている印象に残った参加アーティストの演奏を一つにマッシュアップしたビデオだ。

クラシック音楽と現代のテクノロジーを密接に融合させるイベントとして、これまでにない有意義な試みになると思う。優秀な音楽家の演奏を世界中の膨大なYouTubeユーザーに聞いてもらえる貴重な機会にもなるだろう。

カーネギーホールの芸術総監督のClive Gillinsonは次のように述べている。

あらゆる年齢、国籍、専門の音楽家に対して、YouTube Symphony Orchestraプログラムはすばらしいチャンスを提供します。世界でもっとも有名な舞台―カーネギーホール―で演奏するだけでなく、世界でもっとも多くの聴衆を擁する舞台―YouTube―でも演奏できるのです。

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(翻訳:Namekawa, U)