TechMeme、完全自動化によるニュース提供を断念

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3年以上にわたってトピック毎にまとめた最新ニュースを提供しているTechMemeは、ニュース収集対象サイトの相互リンク関係などを解析して自動的にヘッドラインを生成していた。多くのサイトがある特定のできごとにリンクしていれば、TechMemeはそのできごとはすなわちニュースであると判断してきた。

本日(米国時間12/3)、TechMeme設立者のGabe Riveraはブログ記事にて「この仕組みがうまく機能していない」と書いた。「プログラムのみに頼っていると、セレブニュースを扱っている兄弟サイトのWeSmirchで昨年あったように Anna Nicole Smithの死去が発表されてから入院したことがニュースとして扱われてしまったりするのです」。

Gaba Riveraは人を雇い、プログラムがヘッドラインニュースであると通知してきたものをそのままヘッドラインとして掲載するか破棄してしまうかの判断をさせることにした。

これはTechMemeの落とし穴なのではないかと思う。もちろん編集者がいる方が正確なヘッドラインを掲載できるようになるだろう。しかしこれによってTechMemeに備わっていた客観的側面は完全に失われ、サイトの質が変わってしまうことになる。ヘッドラインは主観的に判断されるようになり、サイトはいろんな意味で別物となった。

現在TechMemeはLeaderboard(CrunchBaseで個々のパブリッシャー情報も掲載している)で、どのサイトからニュースが生まれ、他の信頼できる(信頼できるかどうかはTechMemeが判断する)サイトがどの程度リンクしているかを客観的なリストとして掲載している。TechMemeが方針を変更した現在、このLeaderboardにどのような価値があるのか不明確だ。

TechMemeに求めるのはジャーナリストやブロガー、およびニュースジャンキーにとって非常に役立つ良いニュースを迅速に提供してもらうということだ。しかし根っこの部分が変わってしまったようだ。

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(翻訳:Maeda, H)