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オープンソースのRIAプラットフォーム、Appceleratorが$4.1Mを調達 

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Mountain Viewに本拠を置くスタートアップ、AppceleratorStorm VenturesがリードしたシリーズAのラウンドで$4.1M(410万ドル)の資金を調達した。この資金は主としてAdobe AIRのライバルとなるオープンソース・プロジェクトのために使用される。このプラットフォームによって、デベロッパーはデスクトップ・アプリと同じようなルック・アンド・フィールで作動するウェブ・アプリケーションが開発できるようになる。

AppceleratorのRIA〔リッチ・インターネット・アプリケーション〕プラットフォームはTitaniumと名付けられており、WindowsとMacのデベロッパー向けの最初のバージョンが今日(米国時間12/9)リリースされた。Appceleratorは、同時にデモ・アプリをいくつか発表した。これにはTweetaniumというTwitterクライアントやYouTube用メディアプレイヤーのPlaytaniumなどが含まれる。(下のビデオ参照)。私はTweetaniumクライアントをテストしてみたが、実際、TwhirlやAlert ThingyのようなAIRを利用したクライアントそっくりに作動する。ただし機能はずっと少ない。

Titaniumプラットフォームで便利な点の一つは、アプリケーションのインストールに当って、事前にTitaniumランタイムをインストールしておく必要がないことだ。AdobeAIRやGoogle Gearsを始め、高度なRIAプラットフォームを利用したアプリをインストールしようとする場合、ユーザーははプラットフォームのランタイムあるいはプラグインを先にインストールしておく必要がある。しかしTitaniumの場合、デベロッパーはランタイム環境をアプリケーション自体にバンドルしておくことができる。ユーザーは普通のデスクトップ・アプリと同様、単独でダウンロードしてインストールすればよい。

Appceleratorはデスクトップ機能を実現するために種々のテクノロジー(C、C++、Objective C、Win32、Chromium、Webkit、 Cocoa等々)を利用している。これによってバックグラウンドでの通知、ウィンドウ処理のネーティブ化、 ファイルシステムへのアクセス、場所情報、オフライン・ストレージなどさまざまな機能がサポートされている。またTitaniumは、主としてJavaScriptベースのGoogle GearsのあるバージョンをAPIの45%で利用している。

Appceleratorの創立は約2年前だが、これまで主にウェブデベロッパーのフロントエンド、バックエンドの開発を支援するSDKの販売から収入を得てきた。同社が去る3月にローンチしたデベロッパー・コミュニティーは、すでに3000を超えるメンバーを集めている。Titaniumプロジェクトが本格的に始動したのは今年初めだが、このプラットフォームの今後のバージョンはデスクトップ・アプリに加えて、携帯のネーティブ・アプリ(おそらくiPhoneとAndroidがサポートされるはず)の開発もサポートする予定だ。

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(翻訳:Namekawa, U)