Livekick

Grouperの共同設立者が、新たにコンサートチケット検索エンジンのLiveKickを設立(招待あり)

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設立に参加した会社を6500万ドルで売却して、ソニーで気楽なVPを務めることになったとして、次にすることはなんだろう。おそらく3番目の会社を興すことになるのではなかろうか。QuigoのBusiness Development部門のVPだったAviv EyalとYarden Tadmorはまさにその通りに行動した。

彼らの設立したLiveKickは、Kayakの音楽チケット版というのが最も正確だろう。自分の住んでいる場所の近くで行われるライブコンサートを見つけて、安くチケットを入手するのを手伝ってくれるサービスだ。TechCrunch読者500名を特別に招待してもらったので、使って見たい方はこちらから。

LiveKickを使う前に設定することは2点。まず居住地を入力(米国のみ)して、お気に入りのアーティストを入力する。アーティストの指定方法は3つ用意されている。アーティスト名を直接手入力する方法と、サポートしている5つのオンライン音楽サービス(Rhapsody, Last.fm, Pandora, MySpace Music, iLike)にリンクする方法、およびiTunes Musicのライブラリファイルをアップロードする方法だ。

設定が完了するとLiveKickが働き始める。まずライブコンサート検索エンジンがTicketmaster、LiveNation、StubHub、Tickets.comおよびeBayなどのチケット販売サイトおよびMySpace MusicなどのUGC(User-Generated Contents)サイトでチケット情報を探す。こうしてLiveKickの検索エンジンは国内で追跡する69,000を超えるコンサートのチケット情報を日々更新する。

続いて独自のレコメンドエンジンが、参加アーティストないしバンド情報や住まいと開催地の距離などの情報に基づいて、利用者が参加したくなりそうな地元コンサート情報を提示する。関連イベントについても追跡していて、チケットが安く入手できるうちに、ないしチケットが売り切れてしまう前に利用者が購入できるようメールも送ってくれる。

LiveKickによると、同サービスは音楽関連のソーシャルネットワーク(一例を挙げれば昨日サービスを開始したTwones)を目指すものではないとのこと。交流を目指すのではなく、ひとびとがツールとして実際に利用するサイトとしてサービスを提供していく。

直接的に競合するサービスにはSongkick、ShowClix、およびHearWhereなどがあり、last.fmやiLikeにもコンサートのレコメンド機能がある。しかしLiveKickは車輪の再発見を目指すのではなく、より良いものを目指しているので競合の存在は気にならないようだ。これは既存のオンライン旅行チケット業界に戦いを挑んだKayak.comのやり方と同様。

最も気になるのは、このようなビジネスを立ち上げるのに、今が最適の時期なのかどうかということだ。将来にわたる不透明感がある中、レジャーに関する出費も抑えられることになり、LiveKickのスタートは時期を誤っているという判断もあり得る。しかし人々が引き続きコンサートにお金を出すのなら、LiveKickのサービスは十分集客可能で、狙いは的を射ているということにもなる。

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(翻訳:Maeda, H)