Pewの調査が予想を追認。人々のニュースソースは新聞よりもインターネット

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ネット経由でニュースを知る人の数が、新聞で知る人を上回った。そういうニュース速報が流れた。TechCrunch読者の方々には何を今更という話しだろう。しかし調査機関のPew Research Centerは、この結果に驚きを隠せないでいるようだ。調査は米国内1,489名の成人に対して12月上旬に行われた。40%の人がインターネットから国内外のニュースを得ることが多いと回答。新聞からという人は35%だった。新聞をニュースソースとしている人の率は2005年からほぼ横ばい状態だ。変わったのはインターネットを情報源としている人の率の方で、Pew Centerが2007年9月に行った前回調査で同様の質問をしたときは24%だった。

テレビは依然としてネットおよび新聞の両者を上回り、70%の人がニュース情報源として回答している。しかし数年すれば、テレビもインターネットによりその座を奪われるのではないかと思われる。30歳以下の若年成人層では、インターネットは既にニュース情報源としてテレビに追いつき、双方59%となっている(昨年はテレビの68%に対し、インターネットは34%だった。移り変わりの速さに驚かされる)。

人々の新聞を読む習慣が1年でかくも変化したのだろうか。あるいは現実はPewの調査よりも先に進んでいるのだろうか。

数値が正確であるとするのなら、この調査もまた新聞メディアの終焉を告げるものなのだろうか。これはそうとも限らない。この調査では新聞社の運営するウェブサイトからニュースを入手している人の割合が不明でもある。

ニューヨークタイムズだけを考えても、合計するとウェブ界で16番目の規模となるサイト群を運営している。ただし、この規模もオンライン広告分野ではうまく機能していない様子ではある。インターネット上のニュース提供者として新聞各社が大きな地位を占めているとしても、ここでは従来のような印刷広告による収入を期待することができない。しかし新聞が読むに値する記事を提供するなら(そしてこれにともなってビジネスモデルの変革を行っていけば)、人々は新聞社からのニュースを期待し続けることになるだろう。ただしそれらニュースは、新聞紙面ではなくブラウザで読まれることになる。

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(翻訳:Maeda, H)