Cuil失速。トラフィック底をつく

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Twitterに信頼度ベースの検索は必要か

不幸なGoogleキラー、Cuilを覚えているだろうか。 当初「Cuill」という名前で今年の前半をじっとステルスモードで過ごした後、2008年7月、ついにデビューした。膨大なインデックスと革新的インターフェースに気の利いた機能をいくつか加え、現代の最大人気検索エンジンの「巨大」ライバル検索エンジンになるはずだった。

ライバル、になることはなかった。この検索エンジンは誇大宣伝ばかりで実体のない典型的な宣伝倒れにすぎなかった。Cuilは人の検索習慣を変えさせるに足るような検索結果を出すことなく、性能やインデックス方法が悪く、ついにはサイトをダウンまでさせたことによってたちまち反発や批判の的となった。われわれが最後にCuilについて書いたのは、同社の製品担当VP(AltaVistaのファウンダーでもある)、Louis Monierが静かに辞任したときだった。

年末にあたり、全くの興味本位から同サイトのトラフィックがどんなものか調べてみた。なにしろ少なくとも$33M(3300万ドル)の資金と、Googleの検索エキスパートを擁する経営陣となれば、何らかの結果を出していると思うだろう。

そうではないようだ。Cuilをどこからどう見てもうまくいっているとは言えず、このスタートアップ企業の幹部や出資者たちが今どれほどピリピリしているかを想像するほかない。われわれがGoogle TrendsAlexaCompeteQuantcastからそれぞれ集めたデータによると、この検索エンジンのトラフィックはもはやどん底であると言ってもよい。それはそれとして、Cuilで’TechCrunch’を検索すると未だにうちのロゴの代りにGmailのロゴが表示される。

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(翻訳:Nob Takahashi)