プレミアム・オンラインニュースのSkyGrid、無料版提供へ―ニュース・サービスの未来か

次の記事

Facebook、ナワバリ荒らしとしてPower.comを訴える

ニューヨークとシリコンバレーに本拠を置くSkyGridは1ユーザーにつき月$500を払う余裕のある企業向けのプレミアム・オンラインニュース・サービスだ。非常に高い利益率を誇るBloombergニュース・ターミナルその他のライバルとなろうと試みている。このサービスは 2008年2月にローンチしたが、2008年11月には、有料ユーザー100アカウントを獲得したと発表している。

有料版のSkygridサービスでは、ユーザーはブログや伝統的メディアからのリアルタイムのニュースストリームを自由にフィルタし、カスタマイズできる。また独自のアルゴリズムにより、記事のトーンが主題に対して肯定的か否定的かを判断することができる。これはマーケットがどちらに向いているか急いで判断しなければならないトレーダーには便利な機能だろう。記事や執筆者の権威もランク付けされる。

しかし、われわれの聞いたところによると、同社ではこのサービスについて、誰でも自由に利用できる無料版を提供する準備を進めているということだ。

有料版のユーザーは、ニュースに即座に反応して株の売買をしなければならない投資ファンドや個人のトレーダーなどに限られるだろう。それ以外には誰も有料ニュース・サービスに月$500も払う気にはなるまい。

しかし、無料版となれば、ニュース・アグレゲータ・サービスの未来を開くことになるかもしれない。われわれの聞いたところでは、SkygridはGoogleニュースTechMemeのように各種のニュースを分類し、ランク付けしてフィードするものではないようだ。むしろ、これは、ユーザーが企業、業種、テーマ、話題別にフィルタを設定できる機能がメインとなるものと思われる。

将来われわれは、今日は何が重要なニュースなのか知るためにGoogleニュースやTechMemeを訪れる一方、SkyGridのようなサイトで自分が興味あるテーマについて詳しい情報を得ることになるかもしれない。私自身、ブロガーとして、この種のニュース・サービスには大いに興味がある。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)