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VeohがUMGからのDMCA訴訟で裁判所から勝ち点をもらう

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Digital Millennium Copyright Actは、それに従う企業にとって敵から味方に変わりつつある。先週Uiversal Music Group(UMG)はロサンゼルスの裁判所から、Veohに対する著作権侵害訴訟の略式判決を拒否された(裁判所の命令が下にある)。UMGは、VeohにはDMCAのsafe harbor条項(免責条項)を適用できないとして略式判決を求めていた。safe harbor条項は、Webサービスが著作権のあるコンテンツを使用する場合の、著作権侵害不適用条件とそのためのステップを定めている条項だ(この条項のおかげでサイトは比較的自由にコンテンツを利用できる)。

著作権侵害でVeohを訴えた企業が略式判決を拒否されるのは、これが二度目だ(前回はポルノ企業だった)。これらの裁判所命令はVeohだけでなく、YouTubeなどDMCA訴訟に直面しているそのほかのサイトにとっても重要な判例になる。

DMCAの免責条項は、コンテンツが”ユーザの裁量で”保存されるならWebサービス側は著作権侵害を問われない、と言っている。UMGは、Veohはサーバに保存した音楽やビデオコンテンツに対して、それをFlash形式に変換する、分割してピアツーピアで配布するなどいろんなことをやっている、そしてほかのユーザたちがそれらをストリーミングしたりダウンロードできるのだから、この条項は適用されないと主張した。

Howartd Matz判事は、その主張を認めなかった。彼は、ユーザはVeohのサービス約定に合意したうえでビデオをアップロードしている、約定は有権素材のアップロードを明確に禁じている、だからVeohの立場のほうがより説得性がある、と判断した。つまりユーザがコンテンツをアップロードする行為はVeohの有責行為ではなく、DMCAの免責条項が言う“ユーザの裁量で”行われる保存にあたると考えられる。その後Veohがそれに対して何をしても、それは免責の不適用条件に該当しない。

DMCAで生きる者は、DMCAで死ぬことを覚悟しなければならない。

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(翻訳:hiwa)